UEFA年間最優秀GKが決定
2009年8月17日(月)UEFAクラブ・フットボール・アワード年間最優秀GK受賞者
エドウィン・ファン・デル・サール(マンチェスター・ユナイテッドFC)
ゴール前に立ちはだかる強烈な存在感は、38歳になってなお衰えない。オランダ人GKがもたらす落ち着きと安心感により、ユナイテッドはプレミアリーグで1334分間無失点の記録を樹立した。この14試合完封が、リーグ3連覇の大きな力になったのは言うまでもないだろう。UEFAチャンピオンズリーグでも同様に安定感を示し、グループリーグから準決勝までの9試合でわずか3失点。スタディオ・オリンピコで行われた決勝では涙をのんだが、敗れたとはいえ、今季の彼の活躍が色あせることはなかった。今回の受賞に際して、ファン・デル・サールは「長いサッカー・キャリアを送っているだけに、これまで私は異なるチームで幾つかの賞をもらったことがある」と語った。「このようにビッグな賞を個人的にもらうことはいい経験なるし、非常に名誉なことでもある」
その他の候補者
ペトル・チェフ(チェルシーFC)
チェルシーのチェコ代表正GKはシーズンを通じて極めて高いレベルのプレーを維持。マンチェスター・ユナイテッドFCと並ぶ通算24失点というプレミアリーグ最少失点に貢献した。UEFAチャンピオンズリーグでは、今季カンプ・ノウでゴールを守り通した唯一のGKとなった。2008-09シーズン以来、バルセロナはどの大会でもホームで無失点に終わることがなかっただけに、これはまさに快挙と言えよう。チェルシーが最終的にその準決勝で敗れたため、チャンピオンズリーグ優勝の夢はかなわなかったものの、チェフはFAカップのタイトルとチェコ年間最優秀選手の栄誉を手にしている。
ビクトル・バルデス(FCバルセロナ)
脚光を浴びるのは同僚のフィールドプレーヤーかもしれない。だが、バルセロナ生え抜きの背番号1は、国内リーグとカップ戦、欧州チャンピオンズリーグというチーム史上初の3冠達成に重要な役割を担い、スペイン・リーガの最優秀GKに与えられるサモラ賞も獲得している。高い攻撃力を誇るバルセロナとの試合で、常にシュートにさらされるのは敵の方だったとはいえ、27歳のバルデスは決して集中力を切らさず、ここぞというところで大事なセーブを披露してくれた。中でも、接戦となったチェルシーFCとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝で、ディディエ・ドログバを止めた場面は圧巻だった。
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