バルセロナがメッシの活躍で優勝
FCバルセロナ 2-0 マンチェスター・ユナイテッドFC
(エトー10分、メッシ70分)
スタディオ・オリンピコ(ローマ)
決勝前の話題は、FCバルセロナのリオネル・メッシとマンチェスター・ユナイテッドFCのクリスティアーノ・ロナルドという欧州屈指の若手アタッカーの対決だったが、両者の対戦は明暗が分かれる結果になった。バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ史上初の連覇を狙ったユナイテッドの夢を打ち砕くと同時に、ジョゼップ・グアルディオラ監督は選手と監督の両方で欧州チャンピオンズカップを獲得した史上6人目の人物になった。
期待
「私たちにとって大きなチャンスだった。これだけの選手がいるので、期待をしていたが、先制されたショックから立ち直れなかった」。試合後、ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督はこのように失意を語った。試合は序盤、ロナルドが2本のシュートでゴールを脅かしたが、10分に先制点を奪ったのはバルセロナだった。アンドレアス・イニエスタのパスを受けたサミュエル・エトーはDFネマニャ・ビディッチをかわすと、GKエドウィン・ファン・デル・サールの守るゴールにシュートを突き刺した。
スペイン勢初の3冠
リードされたユナイテッドもばん回を試みるが、70分に決定的な追加点を許した。バルセロナはシャビ・エルナンデスが正確なクロスをゴール前に入れると、メッシがヘディングシュート。大会で9得点目になるゴールが決まった。その直後、ロナルドが再びバルセロナのゴールを襲ったが決まらず。2-0で試合を終えたバルセロナはスペインのチームとして初めてリーグ、カップ、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成した。
偉業
「最高の気分だ」。就任1年目のグアルディオラ監督は、現役時代の1992年に続く欧州チャンピオンズカップ獲得を率直に喜んだ。「素晴らしい偉業を達成した。クラブ全体とファンを祝福したい。私たちはバルサ史上最強のチームではないが、最高のシーズンを送った。3タイトルを獲得したが、その過程も素晴らしかった」
初出場組
2008-09シーズンのグループリーグでは、デンマークのオールボーBK、キプロスのアノルトシス・ファマグスタFC、ルーマニアのCFR1907クルージュ、ベラルーシのFC BATEボリソフという初出場の4チームの健闘が大会を盛り上げた。一方、スポルティング・リスボンは決勝トーナメント1回戦でFCバイエルン・ミュンヘンにホームで0-5、アウェーでも1-7で大敗を喫した。2試合合計1-12は、決勝トーナメントで史上最大得点差での決着になった。
決勝への道のり
だが、バイエルンも準々決勝ではバルセロナに太刀打ちできなかった。バルセロナは準決勝でチェルシーFCと対戦。ホームでの第1戦を0-0で終えた後、イニエスタの土壇場のゴールで第2戦を1-1の引き分けに持ち込み、アウェーゴール差で決勝へ駒を進めた。一方、ユナイテッドはFCインテル・ミラノ、FCポルト、アーセナルFCを退けて決勝へ進出した。










