グループリーグ - 2009年9月29日 20:45 (CET) - カンプ・ノウ - バルセロナ - スペイン
FCバルセロナFCディナモ・キエフ
FCバルセロナ
2 - 0
FCディナモ・キエフ
メッシ 26, ペドロ・ロドリゲス 76

バルサ、熱戦制し初勝利

2009年9月29日(火)
試合リポート 文: グレアム・ハンター(カンプ・ノウ)
バルサの先制点を決めたリオネル・メッシが仲間から祝福されるバルサの先制点を決めたリオネル・メッシが仲間から祝福される (Copyright Getty Images)写真・壁紙写真・壁紙 »

バルサは前半にリオネル・メッシ、後半にペドロ・ロドリゲスがゴールを決めて勝ち点3を加え、UEFAチャンピオンズリーグ・グループFの首位に浮上。敗れたディナモは公式戦の連続無敗記録を15で止められた。

見応えのある攻防
両者互角の前半にはアウェーのディナモにもチャンスがあったものの、26分にメッシが得意のドリブルから低く抑えたシュートを決めてバルセロナが先制。その後も緊迫した展開が続いたが、8月のUEFAスーパーカップでディナモの宿敵FCシャフタール・ドネツクから得点していた途中出場のペドロが、76分に価値ある追加点をホームチームにもたらした。バルセロナのズラタン・イブラヒモビッチとメッシが見せ場をつくったのに対し、ディナモのGKアレクサンドル・ショフコフスキーが見事なセーブを披露したが、アウェーチームにとってはチャンスをことごとくつぶしてしまったことが悔やまれる結果となった。

ディナモにチャンス
昨季の大会得点王が均衡を破る前に、バルサはリードされていてもおかしくなかった。王者の迷いのあるプレーとミスにより、ディナモに立て続けにチャンスが生まれ、20分には決定機が訪れる。CKのチャンスでイェフゲン・カチェリディがGKビクトル・バルデスのクリアを阻むと、アルテム・ミレフスキーがファーサイドにシュート。これがダニエウ・アウベスにゴールライン上でクリアされた後、オグニェン・ブコエビッチが押し込もうとしたが、枠内へ向かっていたボールは選手に当たってポストのすぐ外側にそれた。ディナモの右サイドではオレフ・グセフが相手を混乱に陥れ、バルセロナの不安定な守備を象徴するようにジェラール・ピケとカルレス・プジョールは二度、立て続けにぶつかり合った。

メッシのマジック
バルセロナは本来の力を出せていなくても、それなりに形をつくった。昨季の決勝以来、久し振りに先発したアンドレス・イニエスタには迷いも見られたが、序盤にペナルティーエリア内に侵入すると、ディナモの守備陣を慌てさせ、カチェリディの間一髪のタックルに止められた。また、イブラヒモビッチがヘディングでゴールを襲ったが、ショフコフスキーがジャンプしてパンチングでクリア。このプレーにはシュートしたスウェーデン代表FWも拍手を送った。そして、ディナモの度重なる攻撃をしのいだホームチームは、26分に先制点を奪う。ボールを受けたイニエスタが、前線のマークのずれを素早く確認してメッシにスルーパス。これを受けたアルゼンチン代表FWが内側に切れ込んで左足を振り抜くと、低い弾道のシュートはやや向きを変えながらゴール隅に吸い込まれた。

ショフコフスキーの好セーブ
バルセロナはハーフタイムの前後に追加点のチャンスを迎えたが、ショフコフスキーが立ちはだかる。ディナモの守護神はゴール前に抜け出したメッシを見事にブロック。さらに、イブラヒモビッチのアクロバティックなボレーにも素早く反応し、シュートをゴールの上にはじき出した。ディナモも同点ゴールを狙って攻めたが、ブコエビッチのシュートはオフサイドの判定。するとイブラヒモビッチに再び得点機が訪れ、フリーでヘディングを放つも、これはGKの正面へ飛んだ。さらに、調子に乗り始めたメッシが浮かせたシュートはショフコフスキーを越えたが、カチェリディがゴール脇に頭でクリアした。

試合を決めた2点目
続いてイブラヒモビッチが強烈なフィニッシュを放つと、ショフコフスキーは見事に反応してゴール右へはじき出す。しかし、好セーブでディナモを再三救ってきたGKも、76分に2点目を献上してしまう。セルヒオ・ブスケツと同じく途中起用されていたペドロが、イブラヒモビッチのパスを受けてレアンドロ・アルメイダの内側にシュートコースを見つけて得点した。そのまま勝ったバルセロナは、はずみをつけてFCルビン・カザニとの2連戦へ。一方のディナモは次回、FCインテル・ミラノと敵地で対戦する。

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