ブッフォンがカシージャスの代表戦出場記録を更新

イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、2-0と快勝したアルバニア戦で通算168キャップ目を獲得。スペイン代表GKイケル・カシージャスの持つ欧州代表戦における最多出場記録を更新した。出場試合数トップ12をUEFA.comが紹介する。

©AFP/Getty Images

イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、パレルモでアルバニアに2-0と快勝した欧州予選グループGの一戦で通算168キャップ目を獲得し、スペイン代表GKイケル・カシージャスの持つ欧州代表戦の最多出場記録を更新した。カシージャスは2016年6月1日にザルツブルクで行われた韓国戦で、ラトビアのMFビターリイス・アスタフィエフスが持っていた記録を塗り替えていた。

この機会に、欧州代表戦の出場記録トップ12をご紹介する。カシージャスと同じスペイン代表の選手がランキングを上げているようだ。

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ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア) - 168試合*
ディノ・ゾフが持っていたイタリア歴代最多記録の111キャップを超えたのは2011年(「自分がイタリア代表でデビューした1997年には、ここまで積み上げることができるとは夢にも思わなかった」とコメント)。2006年のワールドカップでアッズーリ(イタリア代表の愛称)の優勝に貢献した39歳は、今後もさらにキャップ数を伸ばすだろう。通算168試合出場は欧州最多
記録であると同時に、現役選手のなかでは世界最多。アルバニア戦はキャリア通算1000試合目でもあった。

イケル・カシージャス(スペイン) - 167試合*
レアル・マドリーの守護神として君臨し、現在もポルトで活躍するカシージャスは、スペイン代表でプレーすることに特別な意味があると語る。「責任、プライド、満足感、幸福、献身、そして先人達へのリスペクト。言葉にすればきりがない。スペインのファンのために、すべてをやり遂げるよ」。現在はダビド・デ・ヘアがスペイン代表のファーストチョイスであるため、6月1日に記録した167キャップを更新できていない。

ビターリイス・アスタフィエフス(ラトビア) - 166試合
多くのクラブを渡り歩いたこのMFは、39歳までラトビア代表としてプレー。2010年に自身最後の代表戦を終えると、次のコメントを残した。「私はサッカーを愛しているし、ずっと愛してきた」と語った。代表生活のハイライトといえば、やはりラトビア代表として参加したUEFA EURO 2004本大会だろう。「僕らは誰もが驚く奇跡を起こした。あれは本物の幸せだったね」

マルティン・レイム(エストニア) - 156試合
フローラ・タリンで活躍したこのMFは2009年、38歳まで17年間に及んだエストニア代表としてのキャリアにピリオドを打つと、「死ぬまで現役を続けられるわけではない」と語った。フィンランドのコーテーペーでプレーした以外、レイムは国内のクラブで現役生活をまっとうしている。

ローター・マテウス(ドイツ/西ドイツ) - 150試合
2期にわたってドイツ代表を支え、1980年のUEFA欧州選手権と1990年のワールドカップで祖国を優勝に導いた偉大なMF。ディエゴ・マラドーナ氏から次のような賛辞を贈られている。「自分に立ちはだかった最大のライバルだった。その一言ですべてがわかると思う」

©Sportsfile

ロビー・キーン(アイルランド) - 146試合
18年間で通算68ゴールをマークして8月に代表を引退。欧州の代表通算得点ランキングでキーンの上を行くのは、フェレンツ・プシュカシュ、シャーンドル・コチシュ、ミロスラフ・クローゼのみだったが、13日の試合でクリスチアーノ・ロナウドに並ばれた

アナトリー・ティモシュチュク(ウクライナ) - 144試合
UEFA EURO 2016を最後に代表引退を表明したMFは、2010年に代表通算100キャップを達成。翌2011年にはウクライナ独立後の最優秀選手に選ばれている。

アンデルス・スベンソン(スウェーデン) - 143試合
FKのスペシャリストとして知られ、好物のタコスから“タコ・アンデルス”の愛称で親しまれたこのMFは、2013年に代表引退を表明。「そろそろ身を引き、若手に道を譲るときが来た」と語った。ワールドカップと欧州選手権に2度ずつ出場している。

トーマス・ラベリ(スウェーデン) - 143試合
大舞台でこそ輝きを放ったGKは、「自分が最高のプレーを見せたのは、喉元にナイフを突きつけられているような試合ばかりだった。そんなプレッシャーが必要だったんだ」と代表時代を振り返っている。

リリアン・テュラム(フランス) - 142試合
フランス代表の黄金期を支え、1998年のワールドカップとUEFA EURO 2000を制したテュラムは、最終的に36歳までプレーを続けた。「ヘディングでの競り合いや、こぼれ球を押し込まれそうな場面では、必ず自分が顔を出す」と語ったグアドループ生まれのDFは、祖国フランスで“ル・サージュ(賢人の意)”の愛称を授かっている。

マルコ・クリスタル(エストニア) - 142試合
「生まれつき陽気な性格」と自らを語るMFは、1992年から2005年の引退までファンに愛され続けた。途中から出場試合を数えなくなった理由については、「100の大台に近づいた頃は楽しかったが、その後は数がわからなくなってね」と語っている。

セルヒオ・ラモス(スペイン) -  141試合*
2013年3月に欧州史上最年少の26歳で代表通算100キャップを達成。UEFA欧州選手権を2度、ワールドカップを1度制覇したラモスは、今後も間違いなく記録を伸ばすはずだ。

* 代表でのキャリアを継続中