神戸加入のポドルスキ、代表引退をゴールで飾る

代表引退を表明したルーカス・ポドルスキが22日、イングランドとの親善試合に出場。驚異のスーパーゴールで決勝点を奪い、自らの花道を飾った。この記事ではドルトムントで行われた試合の模様を写真で紹介するほか、今夏からヴィッセル神戸に移籍するFWがドイツ代表として残した5つの名場面を振り返る。

Lukas Podolski (Front) of Germany celebrates after scoring the opening goal during their International friendly match against England
Lukas Podolski (Front) of Germany celebrates after scoring the opening goal during their International friendly match against England ©Getty Images

代表引退を表明したルーカス・ポドルスキが自身、ドイツ代表で最後となるイングランドとの親善試合に主将として出場。ドルトムントで行われた一戦で決勝点をマークして1-0での勝利に貢献すると共に、ドイツ代表としての輝かしいキャリアを締めくくった。

ガラタサライに所属する31歳のFWの功績を称え、ドイツ・サッカー協会(DFB)はこのたびのイングランド戦を代表引退試合とした。これは2016年8月のフィンランド戦をバスティアン・シュバインシュタイガーの代表引退試合としたのと同様の扱いだ。この完璧な舞台設定のもと、イングランド戦に臨んだポドルスキは69分、エリア外からの強烈なミドルシュートを突き刺し、ドイツ代表として49点目となるゴールを挙げた。

盛大なスタンディングオベーションを受けながら、85分にピッチを去ったポドルスキは、試合後このようにコメントしている。「1-0で勝った上に僕がゴールを決めた。まるで映画のようだね! 僕の左足は神様か誰かからの授かりもので、常に信じることができたよ」

UEFA.comではケルン、バイエルン・ミュンヘン、インテル・ミラノなどで活躍、そしてこの夏にはヴィッセル神戸への移籍が決まっているストライカーのドイツ代表でのキャリアを振り返る。この間、ポドルスキは2014年FIFAワールドカップ優勝に加え、主要国際大会で5回、決勝あるいは準決勝に出場。また、代表引退試合の模様も写真でご紹介する。

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ドイツ代表の歴代出場記録
ローター・マテウス 150試合
ミロスラフ・クローゼ 137試合
ルーカス・ポドルスキ 130試合

ドイツ代表の歴代得点記録
ミロスラフ・クローゼ 71ゴール
ゲルト・ミュラー 68ゴール
ルーカス・ポドルスキ 49ゴール
(データは西ドイツ時代の数字を含んでいるが、東ドイツは除外)

現在31歳のポドルスキは、2004年6月にルディ・フェラー監督の下でA代表デビューを果たし、7つの主要国際大会でプレー。スロバキアを下したUEFA EURO 2016の一戦での途中出場が、最後の公式戦となった。

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ドイツ代表で輝いた5つの瞬間
新興のスター
ポーランド生まれのポドルスキはU-17レベルで初めてドイツ代表としてプレーし、のちにUEFA EURO 2004出場メンバーに選ばれた。その年のタイ戦で代表初ゴールをマークすると、2005年FIFAコンフェデレーションカップでは4試合で3得点を挙げるなど、好パフォーマンスを披露してファンを喜ばせた。

2006年FIFAワールドカップで最優秀若手選手に
ドイツが自国開催の大会でベスト4に入った“夏のおとぎ話”で、ポドルスキはミロスラフ・クローゼと共に強力な2トップを形成。3ゴールを奪い、リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドを抑えて大会の最優秀若手選手に選ばれた。

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ポーランド戦で2得点
ドイツのUEFA EURO 2008初戦は、ポドルスキにとって忘れられない試合だ。自身が生まれた国を相手に2ゴールを決め、最終的に決勝に進むドイツを2-0の勝利に導いた。「もちろん、複雑な気持ちだったよ」と殊勲のFWは試合後に説明している。「親戚の大部分は今もポーランドに住んでいる。だから僕にとって、ものすごく重要な瞬間だった」

ドイツ代表100キャップに最年少で到達
UEFA EURO 2012中に27歳13日でドイツ代表100試合出場を達成。デンマークからゴールを奪い、節目を自ら飾った。「2004年にデビューしたときは、ここまでたどり着けるとはまったく思っていなかった。本当に信じられないよ」と、ポドルスキは話している。

ブラジルで夢が実現
愛する地元ケルンで“プリンス”と呼ばれるストライカーは、代表での晩年は苦しんだが、ヨアヒム・レーブ監督の信頼は揺らがなかった。ドイツ代表は2006年、2010年のFIFAワールドカップではいずれも3位に終わっていたが、2014年大会でようやく優勝。ポドルスキも栄冠を手にすることができた。

写真で振り返るポドルスキの引退試合

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