欧州予選25日:スイスが全勝キープ

ヨシップ・ドルミッチが挙げた1点でスイスがラトビアに競り勝ち、今予選5連勝を達成。一方、ギリシャはベルギーの全勝記録を終わらせ、アンドラは待望の予選初勝ち点を獲得した。

Switzerland players celebrate their victory at the end of their European Qualifier against Latvia
Switzerland players celebrate their victory at the end of their European Qualifier against Latvia ©AFP/Getty Images

グループA
ブルガリア 2-0 オランダ(デレフ 5分 20分)
ブルガリアはスパス・デレフが代表初ゴールを含む2得点と活躍し快勝。対戦相手オランダを抑えて3位に浮上した。ポーランドのポゴニ・シチェチン所属のストライカーは試合開始早々、この日が代表デビュー戦だった17歳のDFマティス・デ・リトのミスに乗じて先制点を奪い、さらに見事なシュートで2点目を決めた。それ以降はオランダが試合を支配したものの、反撃の糸口を見いだせずに終わった。

PKを決めたグリーズマン
PKを決めたグリーズマン©AFP/Getty Images

ルクセンブルク 1-3 フランス(ヨアヒム 34分PK;ジルー 28分 77分、グリーズマン 37分PK)
ここまで無敗のフランスはルクセンブルクを破り、グループAの5試合で4勝とした。ただ内容的には振るわず、21分に先発GKアントニ・モリスが負傷交代したルクセンブルクに押し込まれる不安な展開に。オリビエ・ジルーが代表初試合に臨んだベンジャマン・メンディのクロスを押し込み、この日の自身2点目を奪ってようやく勝利を確実にした。

スウェーデン 4-0 ベラルーシ(フォルスベリ 19分PK 49分、ベリ 57分、キーセ・テリン 78分)
フレンズ・アレナでの一戦は、エミル・フォルスベリがスウェーデン代表では自身初となる1試合2ゴールをマークするなど、スウェーデンが貫禄の勝利を収めた。ライプツィヒ所属のMFは、まず先制のPKを沈めると、ベラルーシのGKアンドレイ・ゴルブノフの股を抜く強烈なシュートで2点目を追加。さらにマルクス・ベリが空中戦を制して頭で3点目を叩き込み、イサーク・キーセ・テリンが果敢な抜け出しからダメ押しの4点目を決めた。

3点目を決めたロナウド
3点目を決めたロナウド©AFP/Getty Images

グループB
アンドラ 0-0 フェロー諸島
アンドラ・ラ・ベリャでのホームゲームに臨んだアンドラは、予選での連敗に58試合でピリオドを打ち、待望の勝ち点を獲得。対するフェロー諸島は74分にヨアン・エドムンドソンが2枚目のイエローカードで退場処分となり、その後は10人での戦いを強いられた。フェロー諸島はハルア・ハンソンが絶好のチャンスを外すなどゴールが遠く、アンドラが予選で実に2005年9月以来となる勝ち点を手に入れた。

ポルトガル 3-0 ハンガリー(アンドレ・シウバ 32分、ロナウド 36分 65分)
欧州王者ポルトガルはハンガリーを一蹴し、グループ首位のスイスにプレッシャーをかけた。ポルト所属のアンドレ・シウバがまずクロスを流し込んで先制すると、その直後に華麗なヒールパスでクリスチアーノ・ロナウドのゴールをアシスト。ロナウドはペナルティーエリア際から強烈なシュートでネットを揺らした。ロナウドはさらに後半、得意のFKを沈めて試合を決めた。

スイス 1-0 ラトビア(ドルミッチ 66分)
スイスはヨシップ・ドルミッチがヘッドで決めた1点でリードすると、粘るラトビアを振り切り、全勝をキープ。ボルシア・メンヘングラットバッハのFWは、2015年11月以来の代表戦出場で、しかも交代投入されてから2分とたたないうちに、アドミル・メフメディのふわりと浮かせたクロスをファー側のポスト近くから頭で叩き込んだ。

同点ゴールを祝福されるルカク
同点ゴールを祝福されるルカク©Getty Images

グループH
ベルギー 1-1 ギリシャ(R・ルカク 89分;ミトログル 46分)
グループH首位のベルギーは終盤にロメル・ルカクのミドルシュートが決まり、土壇場で引き分けに持ち込むとともに、ギリシャとの勝ち点2差をキープした。ホームのベルギーは後半開始からわずか30秒でコスタス・ミトログルに速攻を許し、冷静にネットを揺らされて苦しい状況に。65分にはパナヨティス・タフツィディスがイエローカード2枚で退場処分となるが、その後もギリシャは堅い守りでベルギーを阻み、エバートン所属で好調のストライカー、ルカクに同点ゴールを決められるまでは持ちこたえていた。ギリシャは後半ロスタイムにヨルゴス・ツァベラスも退場となり、9人で試合を終えている。

ボスニア・ヘルツェゴビナ 5-0 ジブラルタル(イビシェビッチ 4分 43分、ブルシャイェビッチ 52分、ビシュツァ 56分、ビチャクチッチ 90+4分)
エースのエディン・ジェコを出場停止で欠いたボスニア・ヘルツェゴビナだったが、前半開始早々と終了間際にベダド・イビシェビッチが決めたゴールで流れに乗り、ゼニツァでの一戦に5-0と大勝した。後半の早い時間にさらに2点を追加し、スコアが4-0となったところでホームチームの勝利はほぼ確定。終了間際にはエルミン・ビチャクチッチが5点目を挙げてゴールラッシュを締めくくった。

キプロス 0-0 エストニア
ニコシアでの試合は、前半にエストニアのセルゲイ・ゼニオフが、さらに後半残り9分にはキプロスのディミトリス・フリストフィが惜しいシュートを放ったが、いずれも枠に嫌われてゴールならず。ホームのキプロスは61%と圧倒的にボールを支配し、序盤にはフリストフィがGKミヘル・アクサルを2度にわたり脅かすなどゴールに迫ったが、その勢いを得点に結びつけることができなかった。