欧州予選26日:デフォー得点、ドイツは5連勝

ドイツが敵地でアゼルバイジャンを一蹴して5戦5勝とした一方、イングランドは久々の招集となったジャーメイン・デフォーが得点して勝利。ロベルト・レバンドフスキは欧州予選で10試合連続ゴールを達成した。

Mario Gomez (C) of Germany celebrates with team-mates after scoring their third goal during their European Qualifier against Azerbaijan
Mario Gomez (C) of Germany celebrates with team-mates after scoring their third goal during their European Qualifier against Azerbaijan ©Getty Images
  • ドイツがグループCでの全勝をキープし、北アイルランドとチェコも勝利
  • イングランドは代表復帰したジャーメイン・デフォーのゴールなどで競り勝ち、グループF首位でのリードを拡大
  • グループEのポーランドも、ロベルト・レバンドフスキの予選で10試合連続となるゴールなどで後続を引き離した
  • グループC、E、Fの次戦は6月10日(金)
  • 今週末行われたその他の欧州予選:25日24日
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グループC
アゼルバイジャン 1-4 ドイツ
(ナザロフ 31分;シュールレ 19分 81分、ミュラー 36分、ゴメス 45分)
ドイツはスイスと共に今予選で2チームだけとなった全勝をキープ。代表で2015年10月以来のスタメン出場を果たしたシュールレが2ゴールを挙げたほか、トーマス・ミュラーのチーム2点目もアシストした。ドイツとの勝ち点差が8に開いてしまったアゼルバイジャンは、ドミトリ・ナザロフが今予選で世界王者からゴールを奪った最初の選手となり、いったんは追いつく。しかしハーフタイム前にマリオ・ゴメスに代表通算30ゴール目を許し、スコアを1-3に引き離されると、反撃の望みも消えてしまった。

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北アイルランド 2-0 ノルウェー(ウォード 2分、ワシントン 33分)
ジェイミー・ウォードのゴールで開始早々にリードした北アイルランドは、そのまま勝利してグループCの単独2位へ。首位ドイツとは5ポイント差、3位チェコには2ポイント差となった。ノルウェーもアレクサンダー・セダールンドのシュートが枠をたたく惜しいシーンはあったが、その直後、コナー・ワシントンにリードを広げられてしまった。ノルウェーは今予選、サンマリノから奪った勝ち点3しか獲得できていない。

サンマリノ 0-6 チェコ(バラーク 17分 24分、ダリダ 19分 77分PK、ゲブレ・セラシエ 26分、クルメンチク 43分)
チェコはサンマリノとのアウェー戦最近2試合でいずれも7-0と、過去最多得点差タイの大勝を収めていたが、今回は1点少ない6-0で勝利。アゼルバイジャンから3位の座を奪った。予選開幕からの4試合のうち1試合でしかゴールを記録できていなかったチェコだが、この日は開始26分までに4ゴールを奪取する。そのうち2点を決めたのは、デンマークと1-1で引き分けた11月の親善試合で代表デビューを果たし、初ゴールも記録していたアントニン・バラーク。これで代表2試合目にして3ゴールとなった。

グループE
モンテネグロ 1-2 ポーランド(ムゴサ 63分;レバンドフスキ 40分、ピシュチェク 82分)
ポーランドはロベルト・レバンドフスキが挙げた欧州予選で10試合連続となるゴールなどで競り勝ち、グループEで4勝目をマーク。2位のモンテネグロとの勝ち差を6に拡大した。バイエルン・ミュンヘン所属のストライカーはFKを鮮やかに決め、今予選で8点目となるゴールを記録。リードしたポーランドはその後、ステファン・ムゴサのヘッドで同点とされたものの、ウカシュ・ピシュチェクがループシュートを決めてチームを勝利に導いた。

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ルーマニア 0-0 デンマーク
何度か得点機をつくったものの決められなかったデンマークは、終盤の猛攻も実らず、2位に浮上するチャンスを逃した。オーゲ・ハレイデ監督率いるチームは、クリスティアン・エリクセン、ヤニク・ベステルゴーア、さらにマルティン・ブライトバイテも先制点の絶好機を迎えたが、いずれもネットを揺らせず、スコアレスドローで終了。3位のままとなり、首位ポーランドとの差は6ポイントに広がった。ルーマニアはそのデンマークに1ポイント差の4位となっている。

アルメニア 2-0 カザフスタン(ムヒタリアン 73分、エズビリズ 75分)
アルメニアはヘンリク・ムヒタリアンの代表20ゴール目などでグループ2連勝。カザフスタンを最下位に留め置いた。アウェーのカザフスタンは後半半ばにセルゲイ・マリーが2枚目のイエローカードをもらって退場。するとほどなくムヒタリアンが低い弾道の見事なシュートを決めて均衡を破る。さらに途中出場のアラス・エズビリズがカモ・ホバニシアンの右サイドからのクロスにボレーで合わせ、勝利を確実なものとした。

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グループF
イングランド 2-0 リトアニア
(デフォー 22分、バーディー 66分)
ロシアで行われる2018年FIFAワールドカップの欧州予選は日程の半分が終了したが、いまだ無失点をキープしているのはイングランドだけとなった。ガレス・サウスゲイト監督率いるチームは、久々の代表招集となった34歳のジャーメイン・デフォーが前半に4年ぶりとなる代表ゴールを挙げて先制。後半には途中出場したレスター・シティーのジェイミー・バーディーが2点目を追加した。

スコットランド 1-0 スロベニア(C・マーティン 88分)
途中からピッチに立ったクリス・マーティンが残り2分で決めた1点でにより、スコットランドが勝利。2位スロバキアまで2ポイント、初黒星を喫して3位に順位を落としたスロベニアには1ポイント差と迫り、予選突破の望みを復活させた。ホームのスコットランドは至近距離からゴール枠を直撃したリー・グリフィスのシュートなど、前半に多くのチャンスをつくったものの、いずれも決め切れず、そのツケを払わされるかと思われた。しかし、代表デビューを果たしたスチュアート・アームストロングのアシストからマーティンが決勝点を奪った。

マルタ 1-3 スロバキア(J・P・ファルギア 14分;バイス 2分、グレグシュ 41分、ネメツ 84分)
マルタでの激闘を制したスロバキアは、スロベニアを抜いて2位に浮上。ただ首位イングランドとはまだ4ポイント離れている。スロバキアはブラディミール・バイスの鮮やかなシュートで開始早々にリードを奪ったが、ジャン・ポール・ファルギアに代表初ゴールを決められ、すぐに追いつかれる。しかしヤン・グレグシュが遠めから狙った低い一撃がGKアンドリュー・ホッグをすり抜けネットへ。再び勝ち越したアウェーチームは、ファルギアが故意のハンドで退場となったあと、アダム・ネメツがリードを広げて勝負をつけた。しかしそのネメツも終盤に2枚目のイエローカードで退場となっている。