欧州サッカー公式ウェブサイト

欧州各国リーグのこぼれ話

掲載: 2016年12月14日(水), 9.00CET
欧州各国リーグでは、ウェールズのニュー・セインツが欧州最高の成績を残したほか、スコットランドで片足のサポーターが決めたゴールが11月のベストゴールに選ばれた。さらに北アイルランドではポータダウンの新監督がありがたくないクリスマス・キャロルの洗礼を受けている。
欧州各国リーグのこぼれ話
タイトル獲得を祝うニュー・セインツの選手たち ©Mark Pitman

UEFA.com特集

何度も返り咲いた欧州の代表監督たち
  • 何度も返り咲いた欧州の代表監督たち
  • 4カ国以上のリーグを制した名将、名選手たち
  • ロナウドのUCL通算100ゴールを徹底分析
  • ロナウドのUCL名ゴール集
  • テリーの欧州カップ戦ベストゲーム5選
  • UEFA主催クラブ大会の歴史的大逆転劇
  • UCL、第2戦での大逆転劇9選
  • アーセナルとバルサに希望? 歴史的大逆転劇の数々
  • UCLラウンド16の名勝負
  • ジェラード引退:イスタンブールの英雄たちの今
1 / 10
掲載: 2016年12月14日(水), 9.00CET

欧州各国リーグのこぼれ話

欧州各国リーグでは、ウェールズのニュー・セインツが欧州最高の成績を残したほか、スコットランドで片足のサポーターが決めたゴールが11月のベストゴールに選ばれた。さらに北アイルランドではポータダウンの新監督がありがたくないクリスマス・キャロルの洗礼を受けている。

欧州最高のチームはどこ?
答えは簡単で、ウェールズのニュー・セインツ(TNS)だ。オスウェストリーに本拠を置くこのクラブは、今季のリーグ戦でここまで17戦全勝。1試合平均のゴール数は3.71に達し、前例のない3シーズン連続の3冠に向けてまっしぐらに進んでいる。さらにTNSのグレッグ・ドレイパー(10得点)とクリス・サージェント(9得点)はウェールズ・プレミアリーグのゴールランキングで1、2位を独占。しかし、実に16人もの選手がネットを揺らしていることが、TNSの選手層の厚さを物語っている。

チームを率いるクレイグ・ハリソン監督は、「今年はチーム全体が抜きんでている」とこの好調ぶりを説明する。「TNSに来るまで何も成し遂げていない選手が4~5人加入したことで、チームに新鮮さとさらなる勝利への渇望が加わった。それがこうして連勝という結果に出ているのだろう」

©Vijesti

グルバリでのゴールを喜ぶイバン・ヤブラン

モンテネグロの頼れる男
モンテネグロ1部リーグがウインターブレークに入り、イバン・ヤブランは数カ月の間、自らの偉業をかみしめることができそうだ。ペトロバツ、ロブチェン、そして現所属先のグルバリの3クラブを渡り歩いてきたヤブランはこの秋に、モンテネグロ独立後の全11シーズンでゴールを挙げた唯一の選手となった。

「振り返って、これだけの記録をつくった証を見るのはいい気分だね」と語る37歳のFWは、ジャルコ・コラツ(82得点)とアドミル・アドロビッチ(75得点)に続き、モンテネグロ1部リーグの通算ゴール数で歴代3位につけている。「僕は最初からずっとここにいるからね。チャンスを得て海外に出て行く選手も多いけれど、母国で選手生活を送ってきたことに後悔はないよ。自分が練習場に一番先に到着し、最後まで残っている選手でなくなったら、引退のときが来たと悟るだろうね」

クリスマス・キャロルの悲劇
北アイルランドでは、新たにポータダウンの指揮官に就任したナイアル・カリー監督が、初陣に敗れた悔しさも吹き飛ぶような出来事に遭遇した。10日、敵地でのクリフトンビル戦に臨んだポータダウンは0-1で惜敗。試合後、駐車場に向かったカリー監督は、ただでさえ重い足取りでの帰宅が、大幅に遅れそうだと悟った。

その理由は、クリスマス・キャロルを歌う合唱隊に参加したクリフトンビルの選手の1人が、カリー監督の行く手を阻んだからだ。「泣きっ面にハチとはこのことだね」と、カリー監督はUEFA.comに打ち明けた。「私はできる限り早くあの場を去りたかった。サッカークラブが合唱隊に加わるのは、コミュニティーへの貢献としては素晴らしいことだけれど、私はとても歌う気分にはなれなかったね!」

1976年にパネンカが決めた有名なPK

パネンカが68歳で100ゴール超え
EURO '76の英雄、アントニン・パネンカ氏は12月2日に迎えた68歳の誕生日祝いに、リーグ戦で100ゴール以上を決めたチェコ人選手として正式に認定された。1967-81年にボヘミアンズ・プラハで決めたのは76ゴールだが、クラブ会員誌がルール変更を決定。1991年より前に国外で記録したゴールもカウントすることにした。これにより、パネンカ氏の通算得点数にはラピド・ウィーン時代の63ゴールが加えられ、合計139ゴールに急増したからだ。

「得点記録上位の元選手が参加するチャリティーマッチでプレーするときは、自分には資格がないのではないかという後ろめたさが常にあった」。このルール変更の恩恵を受けた9人の1人であるパネンカ氏は、笑いながらこう明かした。「これで堂々とプレーできるよ」

義足のファンがスコットランドの月間ベストゴールをマーク
ダンディー・ユナイテッドのサポーターで義足サッカー選手のトミー・マッケイさんは、テナダイス・スタジアムでハーフタイムショーとして行われたPK戦でパネンカ並みのPKを決めた。そしてこのゴールが、スコットランド・プロサッカーリーグの月間ベストゴール投票でなんと80%の票を集めることに。「この賞が僕と家族にとってどれほど大きな意味を持つものか、誰にもわからないだろうね。永久に感謝だよ」と32歳のマッケイさんはコメントしている。そのベストゴールはこちら

フランスでカップ戦が持つ魔力
フランスのアマチュアチーム、ビアリッツは、先週のフランスカップ組み合わせ抽選でリーグ1のレンヌとの対戦が決定。現地の記者がとらえた、テレビで抽選を見ていた選手たちの歓喜の瞬間をこちらの映像で見てみよう。

先週の名言
「彼は身長190センチでハンサムだ。それに運ぶ荷物がたくさんあるときは役立ってくれるだろう」
ステアウアのラウレンティウ・レゲカンプフ監督、不振のFWアレクサンドル・トゥドリエの獲得を決めた自身の判断を弁解

©AFP/Getty Images

最終更新日: 16年12月14日 11.03CET

http://jp.uefa.com/memberassociations/news/newsid=2431329.html