
ケープタウンで行われた試合は、オランダがジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト、ベスレイ・スナイデル、そしてアリエン・ロッベンのゴールで、ウルグアイの追撃をかわし、1978年以来のFIFAワールドカップ決勝進出を決めた。
両者の過去4回の対戦ではウルグアイが3勝していたが、先手を取ったのはオランダだった。前半18分、この試合が代表通算105試合目となった主将ファン・ブロンクホルストが、阻止不能な長距離弾をネットに突き刺した。だが1930年、1950年大会の覇者ウルグアイも、すぐに立て直し、ハーフタイム直前、ディエゴ・フォルランがこちらもロングシュートで同点に追いつく。その後は両者とも得点機を作ったものの、最後の20分間でスナイデル、ロッベンのゴールにより2点を加えたオランダが、11日にヨハネスブルクでドイツ対スペインの勝者と対戦する決勝へと駒を進めた。ウルグアイは、ロスタイムにマキシ・ペレイラのゴールで1点差に詰め寄ったが、一歩及ばなかった。
1998年大会以来の準決勝だったオランダは、勢いよく試合をスタートさせる。開始4分、CKからディルク・カイトがクロスバーの上に抜けるシュートを放つなど、立ち上がりは両者とも得点機を作っていたが、先制点は突然訪れた。チームメートがつないだボールを受けたサイドバック、ファン・ブロンクホルストが、ゴールの35メートル以上手前から左足を振り抜き、ウルグアイのGKフェルナンド・ムスレラを破ってゴール上隅に決めた。
続いてロッベンが2点目に迫るも、これはマルティン・カセレスが絶妙なタックルで阻止。ウルグアイもすぐに反撃に出たが、エディンソン・カバニのクロスはフォルランにわずかに届かず、直後のフォルランのヘディングシュートも枠をとらえられない。だがクラブ・アトレティコ・デ・マドリーのストライカーはハーフタイム5分前、左足での強烈な一撃で大会4得点目をマークし、勝負を振り出しに戻す。
後半に入り、アルバロ・ペレイラのシュートは、ファン・ブロンクホルストがヘディングでクリア。フォルランの落ちるFKはステケレンブルフがセーブする。反対側のゴール前ではムスレラも、後半から入ったラファエル・ファン・デル・ファールトの低いシュートを阻止して見せた。だがそんなウルグアイの守護神も、残り20分のシーンではどうすることもできなかった。スナイデルがペナルティーエリア端から放ったシュートは、ロビン・ファン・ペルシに当たって方向が変わり、ネット下隅に収まった。
予選からここまで全勝しているオランダは、その3分後、カイトのクロスにロッベンが合わせ、さらにスコアを引き離す。だが終盤は緊迫した展開となり、ロスタイム2分にはFKからアルバロ・ペレイラが決めたゴールで1点差に迫られることに。それでも何とか逃げ切ったオランダは、準優勝に終わった1974年と1978年大会のリベンジに挑むチャンスを手にした。
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