
欧州歴訪中のUEFAのミシェル・プラティニ会長は11日夜、ダブリン・アリーナで開催される初のサッカー国際親善試合となったアイルランド対アルゼンチン戦を観戦した。
今週すでにグルジア、モルドバを訪れた同会長が次に向かったのはアイルランド。目的は、旧ランズダウン・ロードの跡地に総額4億1000万ユーロ(約464億円)をかけて建設された5万人収容のダブリン・アリーナの視察だ。2011年5月18日のUEFAヨーロッパリーグ決勝の会場となる同スタジアムは、本格的なシーズン開幕に先駆け、今月オープンしたばかりだった。
アイルランド・サッカー協会(FAI)のジョン・デラニー会長は、この記念すべき日のプラティニ氏の訪問に歓迎の意を表した。「ミシェルはスタジアムに到着すると、VIP用のボックス席ではなく、ピッチとスタジアム全体の雰囲気を確かめに行った」とデラニー会長はUEFA.comに話した。「彼は建設中の段階も見ているので、アルゼンチン戦ではスタジアムの変貌ぶりに驚いた様子だった。実に素晴らしいスタジアムであり、試合も十分楽しんだとの言葉をいただいた」
「ミシェルがやって来た時、ピッチで出迎えたのはマルコ・タルデッリ(アイルランド代表の助監督)だった。2人はユベントス時代のチームメートであり、この素晴らしい会場で再会できたのは、彼らにとっても特別な瞬間だったに違いない。ミシェルは、ジョン・ジャイルスとも旧交を温め合った。2人は、アイルランドが旧ランズダウン・ロードでフランスを1-0で下した1977年の試合で対戦したことがある」
タルデッリ助監督は、アイルランドが0-1と敗れたこの日のアルゼンチン戦で、体調を崩したジョバンニ・トラパットーニ監督に代わってチームの指揮を執った。FAIの発表によると、プラティニ会長の恩師であるトラパットーニ監督は「簡単な手術を受け」、順調に回復しているという。「ミシェルは、ジョバンニの容体を詳しく知りたがった」とデラニー会長は続けた。「彼は11日遅くに到着して、12日の早い時間に出発しなければならなかったので、ジョバンニの見舞いをする時間がなかったのだ。マルコ・タルデッリに伝言を託していたが、ジョバンニがすぐにも復帰できそうだと聞いて喜んでいた」
ボールズブリッジにあるダブリン・アリーナは、UEFA EURO 2012予選でアイルランドのホームスタジアムとして使用され、アンドラ戦(9月)、ロシア戦(10月)、マケドニア戦(3月)などを開催。今から9カ月後には欧州クラブ大会の決勝を初めて開催し、UEFAヨーロッパリーグ王者を決める舞台になる。
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