
UEFAのミシェル・プラティニ会長が11日、UEFA本部で国際刑事警察機構(インターポール)のロナルド・K・ノーブル事務総長と会談し、八百長行為やスタジアムでの暴力行為などサッカー関連の犯罪に対する取り組みについて、協力を進めていくさまざまな分野を確認した。
プラティニ会長とノーブル氏は、両組織間の協力関係と情報交換をさらに強化するための覚書を準備し、近いうちに調印することで合意した。
「UEFAにとって、目下継続中の八百長行為との戦いは、UEFA会長としての私の2期目の最優先事項の一つだ」とプラティニ会長は述べた。「インターポールと覚書を交わすことで合意し、彼らのネットワークと我々の賭博不正検知システムを活用して協力し合うことで、八百長行為と違法スポーツ賭博に対する包囲網はせばまっていくことになる」
ノーブル氏は、世界的な警察組織であるインターポールが、サッカーに影響を及ぼすあらゆる形態の犯罪、とりわけ八百長行為の撲滅に向けた支援を惜しまないという姿勢を改めて強調した。
「明らかに、八百長行為は世界的な問題である」とノーブル氏は語った。「インターポールは、UEFA、FIFA、そしてあらゆるサッカーのプロフェッショナルがグローバルなレベルでこの問題に効果的に取り組むための支援を提供する上で、理想的な立場にある。しかし同時に、サッカーに影響を及ぼし得るほかの犯罪も見過ごさないようにすることが大事だ」
「今日のミシェル・プラティニUEFA会長との会談を終え、八百長行為撲滅における取り組みでのUEFAとインターポールの既存の協力関係は、さらに緊密なものになると自信をもって言える」とノーブル氏は付け加えた。
インターポールはすでに、UEFA EURO 2012本大会の開催前および開催中にポーランドとウクライナの両共催国へのメジャー・イベント・サポート・チーム(IMEST)の配備を通じ、UEFAに支援を提供することになっており、選手や審判、ファンだけでなく、サッカーそのものを守るためにあらゆる形態の犯罪と戦う上で、今まで以上に緊密に連携するための枠組みができ上がっている。
UEFA EURO 2012開催中にインターポールが提供する支援の一環として、ポーランドとウクライナに配備されるIMESTは、同機構に加盟する全190カ国と連絡を取り合い、リアルタイムでのメッセージ、そして指紋、手配書、盗難・紛失渡航文書や盗難自動車などの主要警察情報の交換を円滑化する。
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