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バルセロナで八百長対策の会合を開催

掲載: 2014年10月29日(水), 12.57CET
UEFAの八百長対策ワーキンググループが第2回会合をバルセロナで開き、この忌まわしい問題の撲滅をさらに強化する最近の進展を評価した。
バルセロナで八百長対策の会合を開催
バルセロナで行われた会合の出席者 ©UEFA
掲載: 2014年10月29日(水), 12.57CET

バルセロナで八百長対策の会合を開催

UEFAの八百長対策ワーキンググループが第2回会合をバルセロナで開き、この忌まわしい問題の撲滅をさらに強化する最近の進展を評価した。

UEFAの八百長対策ワーキンググループが第2回会合をバルセロナで開き、この忌まわしい問題をサッカー界から一掃する決意を改めて表明した。

八百長対策に関わるすべての関係者が公式に意見交換を行う場となる会合には、UEFAの規律および公正性担当委員を始め、欧州各国やUEFA加盟サッカー協会の訴追担当官、警察および犯罪防止担当官、スポーツ賭博の専門家が出席した。第1回会合はニヨンのUEFA本部で4月に開催されている

このワーキンググループの目的は多岐にわたるが、その柱となっているのが将来的な八百長撲滅の枠組みと戦略の確立だ。バルセロナで行われた今回の会合では、八百長撲滅キャンペーンをさらに強化する最近の進展が評価されている。

UEFAと欧州連合(EU)の警察機関である欧州刑事警察機構(ユーロポール)は今年5月、欧州サッカー界における八百長対策の強化を目的に覚書を締結した。この覚書により、両者は共同活動や関連プロジェクトの実施で協力するほか、八百長が疑われる案件や、個人あるいは犯罪組織が試合の操作に用いる手口について情報を交換することで同意。さらにユーロポールからはUEFAおよび54の加盟協会に対し、八百長行為に関わる現在の犯罪組織について、専門知識に基づいた支援や助言が提供されることになった。

そして今回の会合では、反八百長キャンペーンの強化に向けた重要な道しるべになるとして、スポーツ大会の八百長に関する欧州評議会の会議も評価された。9月には欧州各国のスポーツ担当相がスイスのマコリンに集結し、スポーツ大会の八百長に関する新しい会議の設立について合意。ミシェル・プラティニUEFA会長が「悲しく深刻な現実」と表現する問題に立ち向かうべく、欧州サッカー界が一致団結して取り組んでいく姿勢を強調している。

サッカー界と各国当局、さらに法執行機関の関係は、UEFAが八百長撲滅への決定的な要素として考えているものだ。UEFAのワーキンググループでは、スポーツ関連団体と司法機関の相互信頼関係だけでなく、時間をかけながら国内および国際的なレベルでそうした関係を築いていく方向で意見が一致している。

協力態勢を整え、信頼関係を構築するための具体的手段としては、共同での訓練実習などが考えられる。こうした実習により、スポーツ関連団体は捜査の技能を学び、法執行機関は八百長問題やスポーツ賭博市場の実態について知識を得ることができる。八百長対策ワーキンググループはさらに、欧州評議会の八百長に関する会議の設立を踏まえ、さまざまな分野の利害関係者が協力するための方法や時期について、具体的なプロセスを煮詰めるよう提言を行った。

バルセロナで開催された会合の出席者は、各国政府に対し、八百長との戦いにおいて、国境を越えた情報共有を可能にする法律制定の必要性も強調した。また、一部の出席者からは、最近になって一部の国で法制度が改正され、試合の操作に対抗するより多くの権限が検察当局に与えられた事例も報告された。

ワーキンググループは年に1度会合を開くことになっており、次の会合は2015年秋に予定されている。

最終更新日: 14年10月29日 15.55CET

http://jp.uefa.com/news/newsid=2174164.html

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