
2006年大会準優勝のフランスが2試合合計2-1でアイルランドを下し、2010年FIFAワールドカップの出場権を獲得した。延長に決まったウィリアム・ガラスのヘディングシュートが決勝点となった。
アイルランドにチャンス
アイルランドは4日前に地元クローク・パークで行われた第1戦ではツキに恵まれず、DFに当たってコースが変わったニコラ・アネルカのシュートで敗れていたが、この日のパリでも運に見放された。主将ロビー・キーンの代表通算41得点目となるゴールで2試合合計で同点に追いついたものの、その後は決定力を欠き、あげくの果てにはガラスに決勝ゴールを許し、フランスを1994年以来となる予選敗退に追い込めなかった。
巧みな動き
序盤はアイルランドのペースで進み、先制するのは時間の問題と思われた。24分、キーンが最初のチャンスをつかむが、これはGKウーゴ・ロリスが阻止。その2分後、ケビン・ドイルのヘディングシュートは大きく外れたが、アイルランドは次のチャンスをものにした。32分、ケビン・キルバーンのパスをダミアン・ダフがゴールラインぎりぎりで折り返し、最後はキーンが押し込んで先制した。守備のもろさを露呈させたフランスは、後半2分にもそのほころびを突かれた。しかし、アイルランドはFKからジョン・オシェイがシュートをふかし、追加点の絶好のチャンスを生かせなかった。
ガラスの決勝点
オシェイは60分過ぎ、最終ラインの裏に抜け出したティエリ・アンリを阻止し、自らのシュートミスを守備で埋め合わせたが、アイルランドはその1分前にもスコアを2-0とするチャンスを逃していた。先制点を決めたキーンが今度はアシストに回り、ダフに決定機をお膳立て。ダフはGKとの1対1からシュートを放ったが、ロリスの正面を突いた。その後、フランスはアネルカがヘディングを狙うが、ドイルと同じようにシュートに失敗。アイルランドも、キーンに得点チャンスが訪れるが、ロリスをかわそうとして、自らシュートコースを狭めてしまった。互いに決定的な場面を作りながら、あと1点が奪えず、試合は延長に突入。そして迎えた延長8分、フランスはFKのチャンスにアンリが流したボールをガラスがヘディング。このシュートが決まり、フランスが南アフリカ行きの切符をつかみ取った。
©UEFA.com 1998-2012. All rights reserved.
http://jp.uefa.com/news/newsid=921597.html