
待望のUEFAチャンピオンズリーグ初得点を記録し、心の底から喜びを表現したセビージャFCのアルバロ・ネグレド。しかし、チームがPFC CSKAモスクワのマルク・ゴンサレスに豪快なミドルシュートを浴びて1-1で引き分けたため、その喜びも試合後には半減してしまったと打ち明けた。
「どうしてもこの大会でゴールを決めたかった」と語ったネグレドは、ルイス・ファビアーノとフレデリック・カヌーテの負傷により、欧州の舞台で輝くチャンスを与えられた。そして25分、ヘスス・ナバスの低いクロスに反応すると、至近距離から難なくネットを揺らして先制する。歓喜を爆発させた24歳のスペイン代表FWだったが、その幸福感もゴンサレスの見事な一撃によって吹き飛ばされてしまうことに。かつてレアル・マドリーCFでもプレーしたネグレドは、「引き分けには満足していない。良くも悪くもない結果だ」と述べた。「勝ちたかった。僕らはゴールを奪い、その後も攻め続けた。試合を支配していると思ったけど、最終的には一瞬の隙を見せたことの代償を払った」
ゴンサレスが30メートルのミドルシュートを決めた場面について、セビージャのミスと指摘するのは厳しすぎる意見だろう。才能ではゴンサレスに引けを取らないネグレドも、昨季まで宿敵レアル・ベティス・バロンピエに在籍していたチリ代表ウィンガーに賛辞を送った。「マルクはレベルの高さを見せつけ、非常に重要かつ素晴らしいゴールを決めた。スペインの観客も彼のプレーを気に入っていたし、今ではロシアのファンを喜ばせている。CSKAはとても強く、攻撃的なチームだ。積極的にプレスを仕掛け、相手のミスに付け入ろうと待ち構えていた」
「あの失点で僕らの課題は少し難しくなったけど、それでも準々決勝に向けて一歩前進した」とセビージャの背番号19は続けた。「最悪の事態になったわけじゃない。ラモン・サンチェス・ピスファンでの第2戦を楽しみにしているよ。そこでは、熱狂的な地元サポーターが負けない雰囲気をつくってくれるからね」。マヌエル・ヒメネス監督率いるセビージャは、グループリーグのホームゲーム3試合で勝ち点7を獲得したものの、今大会のCSKAがアウェーで好成績を残してきたことも知っている。CSKAは敵地でベシクタシュJKを下しただけでなく、マンチェスター・ユナイテッドFC戦でも残り1分までリードを奪っていた。「まだ何も決まっていない」とネグレド。「CSKAはアウェーでも非常に危険なチームだから、試合に向けて準備を整えたい」
©UEFA.com 1998-2012. All rights reserved.
http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=1454570.html#ucl