
すでに4チームが準々決勝進出を確定した2009-10シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。来週行われる決勝トーナメント1回戦第2戦には、スペイン、イタリア、フランス、ギリシャの各リーグ王者などが残る4枠を目指して登場する。
16日には、第1戦に2-1と先勝したFCインテル・ミラノがチェルシーFCの本拠地に乗り込む。試合前の話題はジョゼ・モウリーニョ監督のスタンフォード・ブリッジ帰還に集まっているが、インテルとしては4季連続の決勝トーナメント1回戦敗退回避に集中したいところだ。とはいえ、チェルシーは過去6シーズンで5度準決勝進出を果たしている極めて手ごわい相手。また、UEFAチャンピオンズリーグのホームゲームでは21試合連続無敗を誇っている。
アウェーの第1戦を1-1で引き分け、第2戦で地元アンダルシア地方にPFC CSKAモスクワを迎えるセビージャFCも、ホームで強さを発揮している。セビージャは本拠地ラモン・サンチェス・ピスファンでロシア勢と対戦した過去3試合に全勝。しかし、CSKAにとっては、唯一スペインに遠征した1992-93シーズンの欧州チャンピオンズカップ2回戦で、大会連覇を目指していたFCバルセロナを3-2と下し、敗退に追いやったことが自信になる。
そのバルサは17日夜にVfBシュツットガルトと対戦する。ホームの第1戦を1-1で引き分けたシュツットガルトは、今季のチャンピオンズリーグ、アウェー戦で無敗という心強いデータを持って、敵地カンプ・ノウに乗り込む。しかし、王者バルサはブンデスリーガ勢を迎えた直近9試合に全勝。また、シュツットガルトと対戦した2007-08シーズンのグループリーグでは、ホーム、アウェーともに勝利した。しかもシュツトガルトは、スペインでまだ一度も勝ったことがない。
FCジロンダン・ボルドーを地元ピレウスに迎えた第1戦に0-1と敗れたオリンピアコスFCは、逆転での準々決勝進出を狙う。ただし、大会がUEFAチャンピオンズリーグとなってから、ホームの第1戦を落としながら勝ち抜けを決めたチームは1つしかない。しかも、ローラン・ブラン監督率いるボルドーは今季、本拠地スタッド・シャバン・デルマで行われたグループリーグ3試合に全勝。UEFAチャンピオンズリーグ6連勝中で、直近4試合を無失点に抑えるなど絶好調だ。これに対して、オリンピアコスはグループHのアウェーゲーム3試合で無得点に終わった。
アーセナルFC、FCバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッドFC、オリンピック・リヨンの4チームはすでにベスト8進出を確定し、中央欧州標準時3月19日正午(日本時間同午後8時)からスイス・ニヨンで開かれる準々決勝組み合わせ抽選会に出席することが決まっている。抽選会の進行役は、UEFAのジャンニ・インファンティーノ事務局長と決勝の親善大使エミリオ・ブトラゲーニョ氏が務める。3月30、31日に第1戦、4月6、7日に第2戦が行われる準々決勝からは、同じ協会のクラブ同士が対戦する可能性もある。この抽選会では、4月20、21日に第1戦、同27、28日に第2戦が行われる準決勝の組み合わせも決定する。また、5月22日にマドリードのサンチャゴ・ベルナベウで行われる決勝で、準決勝のマッチ1、マッチ2の勝者のどちらがホームチーム扱いになるかの抽選も行われる。
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