
FCインテル・ミラノのマッシモ・モラッティ会長が、クラブの新監督にラファエル・ベニテス氏が就任したことを発表。ベニテス監督は3日、6シーズン率いたリバプールFCの監督を退任したばかりだった。インテルとの契約期間は2年。
モラッティ会長はインテルの公式サイトで次のような声明を発表した。「
。ベニテス氏が会見を行う明日には正式発表する」双方が合意に達し、われわれに欠けていた最後のピースが見つかった
昨季のネラッズーリ(インテルの愛称)は、(シーズン終了後にレアル・マドリーCFに引き抜かれた)ジョゼ・モウリーニョ前監督の下、UEFAチャンピオンズリーグとセリエA、コッパ・イタリアの3冠を獲得。ベニテス氏はわずか5日で新たな就職先が見つかったとはいえ、大変な重責を引き受けたことになる。
FCバイエルン・ミュンヘンを2-0で下したUEFAチャンピオンズリーグ決勝の直後に、モウリーニョ前監督が退団したことに失望していたモラッティ会長だが、理想的な後継者を迎え入れられたことに満足している様子だ。「ベニテス氏は偉大な指導者であり、これまでの実績も申し分ない。しかも、モウリーニョ前監督との勝負には5勝を挙げている」
ベニテス監督が最初にインテル・サポーターを喜ばせたのは、リバプールでの1年目にあたる2005年までさかのぼる。インテルの宿敵ACミランとこの年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で対戦したリバプールは、劇的な勝利を収めて見事に栄冠を手に入れた。リバプールにおけるベニテス体制のハイライトといえば、真っ先にこの優勝が思い浮かぶことだろう。レッズ(リバプールの愛称)は2007年にもUEFAチャンピオンズリーグ決勝に勝ち進んだが、ミランに前回の借りを返されている。
リバプール時代のベニテス監督は、2006年にもFAカップを獲得したものの、最後までプレミアリーグのタイトルには手が届かず、最も優勝に近づいた2008-09シーズンも結局マンチェスター・ユナイテッドFCの後塵を拝した。また、昨季はプレミアリーグで7位に甘んじただけでなく、UEFAチャンピオンズリーグでもグループリーグ敗退を喫するなど不本意な成績に終わっていた。
リバプールを率いる以前、ベニテス監督はバレンシアCFの監督を務め、2001-02、2003-04シーズンにスペイン・リーガで優勝。バレンシアでの最終シーズンにはUEFAカップも獲得している。
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