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ウェンブリーへの想いを語るリネカー氏

掲載: 2010年11月25日(木), 14.50CET
今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝のアンバサダーを務めるガリー・リネカー氏は、ウェンブリーで優勝杯を受け取りに階段を上がって行くときの気持ちは、「何物にも代え難い特別なものだ」と聖地への想いを語った。もう今から、来年5月の決勝が待ちきれない様子だ。
文: マイケル・ハロルド
ウェンブリーへの想いを語るリネカー氏
新ウェンブリーは「美しく堂々とした」スタジアムだと語るガリー・リネカー氏 ©uefa.com 1998-2012. All rights reserved.

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掲載: 2010年11月25日(木), 14.50CET

ウェンブリーへの想いを語るリネカー氏

今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝のアンバサダーを務めるガリー・リネカー氏は、ウェンブリーで優勝杯を受け取りに階段を上がって行くときの気持ちは、「何物にも代え難い特別なものだ」と聖地への想いを語った。もう今から、来年5月の決勝が待ちきれない様子だ。

今季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝のアンバサダーを務めるガリー・リネカー氏がUEFA.comのインタビューに応じ、来年5月の決勝の舞台となるロンドンのウェンブリー・スタジアムについて、自身の一番の思い出やスタジアムの魅力を語った。旧ウェンブリーで通算25得点を記録し、トッテナム・ホットスパーFC時代にFAカップの優勝杯を掲げたこともある元イングランド代表のストライカーほど、ウェンブリーを知る人はいないだろう。

UEFA.com: ウェンブリーが特別なスタジアムである理由は?

リネカー氏: 長い歴史があるからだ。旧スタジアムはFAカップやワールドカップ、欧州チャンピオンズカップの決勝の舞台となり、世界中の選手たちがあそこでプレーすることを夢見ていた。それは新スタジアムになっても変わっていないと思う。今のスタジアムは、同じ場所に立っている上、形が美しい。新ウェンブリーは本当に最高のスタジアムだよ。

UEFA.com: 今も思い出が詰まっていますか?

リネカー氏: そうだね。今も同じような思いを感じる。同じ場所に立っていることから来る部分も大きいけどね。今も選手たちはウェンブリーでプレーすることを夢見ているだろうし、間違いなくウェンブリーでのUEFAチャンピオンズリーグ決勝に出たいと思っているはずだ。

UEFA.com: あなたにとってウェンブリーで一番の思い出は何ですか。

リネカー氏: トッテナム時代の1991年にFAカップで優勝したときかな。私はFAカップ決勝に2度出場した。初のマージーサイド対決となった1986年の決勝ではエバートンの選手としてリバプールと対戦し、ゴールも決めたが負けてしまった。あのとき、いつかまた決勝に出て優勝すると誓ったが、トッテナムでその夢を果たしたんだ。

UEFA.com: そのシーズンのアーセナルとの準決勝では2ゴールを決めましたね。

リネカー氏: そのとおり。あれはウェンブリーで初めて行われた準決勝だった。本当に大事な一戦だったから、決勝と同じぐらい特別な思い出として残っているよ。アーセナルは当時とても強くてね。誰もトッテナムが勝つとは思っていなかったが、予想に反してわれわれが勝ったんだ。私が2ゴール、そしてガッザ(ポール・ガスコイン)が信じられないようなFKを決めた。でも決勝で負けていたら、あの準決勝での勝利もあまり価値はなかったと思うよ。

UEFA.com: 優勝杯をもらいに行くときの気持ちを教えてください。

リネカー氏: 優勝杯をもらいに階段を上がって行くときの気持ちは、何物にも代え難い特別なものだ。今もあのやり方を残しているのは非常に重要だと思う。負けるとあそこまで登るのは本当につらいんだ。あの階段に萎えてしまう。でも勝ったときは疲れなど感じないね。

UEFA.com: UEFAチャンピオンズリーグ決勝アンバサダーになった感想は?

リネカー氏: 誇らしい気分だね。チャンピオンズリーグは素晴らしい大会だと思う。欧州のベストチームが一堂に揃う、世界最高のクラブ大会だ。その決勝がロンドンで、しかもウェンブリーで行われる。ロンドンで実施されるのは久々のことだから、格別な気分さ。チャンピオンズリーグで重要な役目を担うことも、決勝の舞台がウェンブリーであることも、どちらも嬉しいよ。

UEFA.com: 前回ウェンブリーで決勝が行われたのは1992年、このときはかつてあなたが所属していたバルセロナがサンプドリアに勝ちました。

リネカー氏: あの試合はスタジアムで観戦したよ。その数年前にバルセロナを退団したばかりだったから、バルサに絶対勝ってほしいと思った。彼らは王者になる資格を十分に備えていたからね。決勝ゴールを決めたのはクーマンだった。とても感動的な試合だった。雰囲気も素晴らしかった。今も昔もその点でウェンブリーは変わらない。

UEFA.com: 来年5月の決勝でも、あのクーマンのようなゴールが生まれれば最高ですね。

リネカー氏: そうだね、あれは豪快な一撃だった。クーマンのようにシュートを打てる選手はそう多くない。でも、今度の決勝でたくさんゴールが見られることを願おうじゃないか。 それから、ロンドンで行われるんだし、イングランド勢が決勝の舞台に立てたら嬉しいね。ロンドンから3チームが出場しているんだから、限りなく『ホーム』に近いチームが決勝に進出する可能性は、これまでのチャンピオンズリーグより高いんじゃないかな。

UEFA.com: 現在UEFAチャンピオンズリーグに出場中のストライカーとコンビを組むとしたら、誰がいいですか?

リネカー氏: なんといってもメッシだね。彼のような選手と一緒にプレーするのはストライカーの夢だよ。相手をかわして自分で素晴らしいゴールを決めるだけでなく、 エゴに走らず、ゴール前で絶妙なパスを通すんだから……。それに、彼のプレーは見ていて楽しい。驚くべき才能の持ち主だ。試合を見ていると、ついメッシにボールが渡ることを願ってしまう。スタジアムをパッと輝かせる選手だよ。

最終更新日: 12年2月20日 5.31CET

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