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初めてのUCLを満喫する内田篤人

掲載: 2011年5月2日(月), 11.39CET
準決勝第2戦を控え、いよいよ大詰めを迎えたUEFAチャンピオンズリーグ。今季はFCシャルケ04の内田篤人が、日本人として初めてこのラウンドを経験している。UEFA.comは、マンチェスター・ユナイテッドFCとの対戦を控える日本代表DFに、ドイツへの移籍、UCLで得た感触、震災被害からの復興に励む日本への思いなどを聞いた。

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掲載: 2011年5月2日(月), 11.39CET

初めてのUCLを満喫する内田篤人

準決勝第2戦を控え、いよいよ大詰めを迎えたUEFAチャンピオンズリーグ。今季はFCシャルケ04の内田篤人が、日本人として初めてこのラウンドを経験している。UEFA.comは、マンチェスター・ユナイテッドFCとの対戦を控える日本代表DFに、ドイツへの移籍、UCLで得た感触、震災被害からの復興に励む日本への思いなどを聞いた。

準決勝第2戦を控え、いよいよ大詰めを迎えたUEFAチャンピオンズリーグ。今季はFCシャルケ04の内田篤人が日本人として初めてこのラウンドを経験している。UEFA.comは、マンチェスター・ユナイテッドFCとの対戦を控える日本代表DFに、ドイツへの移籍、UCLで得た感触、震災被害からの復興に励む日本への思いなどを聞いた。

UEFA.com: あなたはシャルケでの1年目のシーズンを過ごしていますが、もうチームには慣れましたか?

内田篤人: 言葉が少し難しい部分はありますが、選手やスタッフに助けてもらっているので、孤立している感じはほとんどないと思います。おかげでサッカーも充実しています。

UEFA.com: 今季、入団したばかりのチームでこれほど多くの試合に出場できているのは、あなたにとって驚きですか?

内田: 日本からここに来る時から、試合に出たいと思ってやってきましたし、そのために頑張ろうという気持ちでドイツに渡ってきました。もちろん簡単なことではないとわかっていましたが、どんな形であれ、少しでもチームのためになれれば、試合に出て戦えればいいなと思っていました。

UEFA.com: 母国を離れてドイツのクラブに移籍するという決断は難しいものでした?

内田: 何年か前の日本だったら、欧州でプレーするというのはとても勇気がいることだったんですが、最近は日本人選手が多くプレーするようになっているので、僕のなかではほんの少しの勇気だけで決断できました。

UEFA.com: あなたにとって、初めてのUCLはどのようなものでしたか? また、AFCチャンピオンズリーグとは、どの辺りが異なっていますか?

内田: 注目度や大会の規模が違うので、プレッシャーやチーム全員にかかる負担も大きいですね。でも、そのぶん勝った時や、試合が終わった時の喜びも大きいので、やりがいがありま す。

UEFA.com:
シャルケは今季のUCLで、前年度王者FCインテル・ミラノを倒すなど、素晴らしい結果を残しています。かたや、ブンデスリーガでは好調とは言えませんが、チームがUCLで強いのはなぜでしょう?

内田: リーグではなかなか勝てないですが、決して手を抜いている訳ではなくて、自分たちが一生懸命やった結果なんです。UCLではチーム全員が上まで行こうという意識が強い。だから、リーグ戦も同じ気持ちで戦えるようになりたいと思います。全員で力を合わせて、できるかぎり上まで行きたいですね。

UEFA.com: インテルに2試合とも勝てたカギは何だったのでしょう? 彼らとの対戦は、あなたのキャリアにおけるハイライトと言えますね。

内田: インテルには本当にいい選手が多く、強いチームだったんですが、僕らがアウェーに行っても臆することなく走って、チーム一丸となって戦えたことが良かった。自分たちの力を信じて戦って、アウェーゴールも奪えたし、先に敵地で勝てたのが大きかったと思います。

UEFA.com: そのインテル戦では日本代表のチームメート、長友佑都とも対戦しました。彼と話す機会はありましたか?

内田: 彼も僕も日本人同士で初のベスト4を懸けて戦えるという喜びや幸せを感じていましたし、日本が大変な今、自分たちがやれることを一生懸命やろうと話しました。互いのスタジアムの雰囲気とか、私生活、食事のことなんかも少しずつ。あと、こういう時だからこそ、僕たち日本人選手が頑張らないといけないねって。彼とはオリンピック(2008年北京大会)の時から一緒にプレーしているので、仲がいいんです。

UEFA.com: 準決勝では日本でも人気のあるマンチェスター・ユナイテッドと対戦します。あなたにとって、そのことは試合により大きな意味をもたらしますか?

内田: 相手はいつもテレビで見ている選手やスタジアム、素晴らしい監督を持つクラブですが、シャルケにもいいファンといい選手、監督がそろっています。一生懸命やって勝てば、次は決勝の舞台に立てますし、いいチーム同士、好ゲームができればいいと思います。

UEFA.com: 子供の頃、日本でプレミアリーグやユナイテッドの試合を観ていましたか? もしそうなら、どんなことが印象に残っていますか?

内田: 僕はベッカムがすごく好きで、中学生のときに日本で開催されたワールドカップでは彼に憧れていました。彼がマンチェスターでプレーしていたのも知っていますし、もちろんあのチームには韓国人のパク(・チソン)もいます。パクはアジア人のなかで、経験やスキルなど、とにかく総合してトップの人ですから、そんな人と一緒のピッチに立てるのは光栄なことですし、自分なりに一生懸命、彼と戦えたら幸せです。

UEFA.com: 日本でのUCLの人気はどのようなものなんでしょう。

内田: 今季は日本人対決や日本人が初めてベスト4に入れたということもあり、注目度はどんどん上がっていってます。UCLは元々レベルが非常に高くて、僕が出ていることとは関係なく人気があるので、その中で自分なりに頑張って、少しでも上に行けたらいいですね。

インタビューは4月26日の準決勝第1戦前に収録。第2部に続く。

最終更新日: 13年12月7日 4.18CET

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=1625989.html#ucl