欧州サッカー公式ウェブサイト

目の異常からの復帰を誓うガットゥーゾ

掲載: 2011年10月24日(月), 16.43CET
視神経の問題によりキャリアの存続を危ぶまれているACミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾだが、「僕は運のいい男だ。復帰に向けて懸命に戦うよ」と現役続行を誓った。
目の異常からの復帰を誓うガットゥーゾ
第六脳神経麻痺からの復帰を目指すミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ ©Getty Images
 
 
掲載: 2011年10月24日(月), 16.43CET

目の異常からの復帰を誓うガットゥーゾ

視神経の問題によりキャリアの存続を危ぶまれているACミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾだが、「僕は運のいい男だ。復帰に向けて懸命に戦うよ」と現役続行を誓った。

ACミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾは、視神経の異常によりキャリアの存続を危ぶまれており、今季開幕戦を最後にプレーしていない。しかし不屈の33歳は、現役続行に向けて意欲を燃やしている。

ラツィオ戦でプレーした20分間は悪夢だった。酔っているように感じたよ。ズラタン・イブラヒモビッチが4人に見えたからね
ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ
サッカーは僕の人生そのもの。僕は幸運な男だ。3週間前の時点では、二度とプレーできないかもしれないと医者に言われていた。でも今は、そんなことはないと言われている。復帰に向けて懸命に戦うよ
ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ

ガットゥーゾは9月9日のSSラツィオ戦(2-2で引き分け)の前半にチームメートのアレッサンドロ・ネスタと衝突し途中交代。この試合を最後にプレーしていない。「あれがこの問題の原因ではない。でも、あのアクシデントのおかげで異常に気づいた」。24日にミラノで記者会見を開いたガットゥーゾは、このように語った。「ラツィオ戦でプレーした20分間は悪夢だった。酔っているように感じたよ。ズラタン・イブラヒモビッチが4人に見えたからね。残念ながら、僕はいつもプレーを続けろと言う声に耳を傾けてしまう。ネスタとぶつかったことがプレーを止めるいい理由になってよかったよ」

ガットゥーゾは第六脳神経麻痺と診断された。これは、目の動きをつかさどる第六脳神経の機能障害で、治療は困難とされている。「第六視神経の麻痺の症例の25%は、原因が特定できていない」とミランのロドルフォ・タバーナ最高医療責任者(CMO)は言う。 「がんや脳卒中が原因の場合もあるが、異なる専門医の下で2度検査を行った結果、2人ともその可能性を排除した。この種の問題は、2~6週間の間に自然解消する場合もある」

“リンギオ”(犬のうなり声)の愛称で知られ、FIFAワールドカップ優勝の経験を持つガットゥーゾは、1999年にレンジャーズFCからミランに加入。それ以来、2つのUEFAチャンピオンズリーグ優勝杯をはじめ、ロッソネーリ(ミランの愛称)でさまざまなタイトルを手にしてきた。最近数週間は心配で仕方なかったようだが、今は復帰への道を歩み始めていると、少なくとも彼は信じている。「しばらくの間、自分の体のことが本当に気になり、自分の人生について心配した」とガットゥーゾは認める。「でも、何度かテストを受けて落ち着き、サッカーのことを考えられるようになったよ」

サッカーは僕の人生そのもの。僕は幸運な男だ。3週間前の時点では、二度とプレーできないかもしれないと医者に言われていた。でも今は、そんなことはないと言われている。復帰に向けて懸命に戦うよ。フィジカルトレーニングはできるけど、よく見えないのでプレーはできない。このクラブの控え室では重要な役割を担っているように感じるし、長い間プレーしてきたので敬意を払われているように感じる。チームメートのみんなは、僕の熱意を知っている。だから年齢は全く問題ではない。熱意がある限り、現役を続けられるよ」

ガットゥーゾを欠くミランは、セリエAで7試合を終えて7位と低調な出だしとなっている。一方、UEFAチャンピオンズリーグ・グループHでは3試合で勝ち点7を獲得し、首位に立っている。

最終更新日: 11年10月25日 7.02CET

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/news/newsid=1705169.html