ロナウドのUCL名ゴール集

UEFAチャンピオンズリーグ通算100ゴールの大記録を達成したレアル・マドリーのクリスチアーノ・ロナウド。この32歳のストライカーが挙げた印象深いゴールの数々をUEFA.comがピックアップした。

バイエルンとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でチームの2点目を決めた際のクリスチアーノ・ロナウド
バイエルンとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦でチームの2点目を決めた際のクリスチアーノ・ロナウド ©AFP/Getty Images

初得点:マンチェスター・ユナイテッド 7-1 ローマ、2007年4月10日
大会本戦での初ゴールを決めるまでには27試合を待たなければならなかったが、それに見合う得点となった。右サイドから中へ切れ込み、後ずさりする相手守備陣との間にスペースができると右足を一閃。低く抑えた一撃がGKドニを破った。その5分後には2点目もマーク。ユナイテッドはこの準々決勝で2-1と先勝していたローマに対し、オールド・トラフォードで圧勝したが、チームに弾みをつけたのがロナウドだった。

UEFAチャンピオンズリーグ通算得点ランキング(予選は含まず)
クリスチアーノ・ロナウド - 100ゴール(137試合)
リオネル・メッシ - 94ゴール(114試合)
ラウール・ゴンサレス - 71ゴール(142試合)
ルート・ファン・ニステルローイ - 56ゴール(73試合)
カリム・ベンゼマ - 51ゴール(91試合)
ティエリ・アンリ - 50ゴール(112試合)

決勝でのゴール:マンチェスター・ユナイテッド 1-1 チェルシー(延長戦後、ユナイテッドがPK戦に6-5で勝利)、2008年5月21日
ジェットコースターのように感情が浮き沈みしたという表現はよく使われるが、1試合でこれほどの善し悪しを経験した選手はごくわずかだろう。モスクワで行われたUCL決勝の26分、マイケル・エシアンのマークをかわしたロナウドは、ウェズ・ブラウンのクロスに合わせてヘディングシュート。見事な一撃をゴール下隅に突き刺したが、同点のまま迎えたPK戦ではシュートを阻止される。これで絶頂から絶望の底に突き落とされたロナウドだったが、チェルシーのジョン・テリーが足を滑らせてPKを失敗。さらにGKエドウィン・ファン・デル・サールがニコラ・アネルカのPKを止めたため、ロナウドのミスはすぐに忘れられることになった。「PKに失敗して人生で最悪の日のように感じたけど、今は最高に幸せだよ」とロナウドはコメントした。

ロナウドの欧州カップ戦全ゴールを観よう
ロナウドの欧州カップ戦全ゴールを観よう

驚異的なゴール:ポルト 0-1 マンチェスター・ユナイテッド、2009年4月15日
母国ポルトガルへの帰還とあって嫌が応にも注目が高まったが、ロナウドはスターである由縁を証明した。開始6分に中盤でボールを受けると、ゴールまで36.2メートルの距離からシュート。右足のセンセーショナルな一撃は矢のように飛び、ゴール左上隅に突き刺さった。「ファンタスティックなゴールだったね。これまでで最高のゴールさ」とロナウド。同点にすればベスト4に進めたはずのポルトだが、このゴールに動揺したのか、最後まで1点を返せなかった。

FK:アーセナル 1-3 マンチェスター・ユナイテッド、2009年5月5日
今やすっかりトレードマークとなったFKをポーツマスFC戦で決めた18カ月後、ロナウドは欧州最高峰のクラブ大会でも必殺技を披露した。舞台はUCL準決勝の一戦だ。右サイドでボールをセットした際、直接狙うのは無理なように思えたが、この背番号7はためらわずにチャレンジ。大きく揺れるボールにGKマヌエル・アルムニアは右往左往し、ニアサイドを破られた。

ハットトリック:アヤックス 1-4 レアル・マドリー、2012年10月3日
この試合まで、ロナウドはUCLで1試合2得点を11回記録していたが、このシーズンの早い時期にようやくハットトリックを達成した。まずは点取り屋らしく抜け目ないゴールを決めると、弧を描くフィニッシュで2点目をマーク。さらに巧みなループシュートでハットトリックを完成させた。彼のレパートリーでこの日披露されなかったのはFK、そして高い打点の強烈なヘディングシュートだけだった。

2013年のガラタサライ戦でゴールを喜ぶロナウド
2013年のガラタサライ戦でゴールを喜ぶロナウド©Getty Images

職人技:ガラタサライ 1-6 レアル・マドリー、2013年9月17日
それから11カ月後、このポルトガル代表の主将は3人の相手DFをかわし、UCLで自身2度目のハットトリックを達成している。敵地トルコで後半に2点を連取したあと、鮮やかに決めた3点目はチームの勝利を決定づけるゴールとなった。このロナウドの活躍により、レアル・マドリーはUCLのアウェーゲームにおける最大得点差勝利をマーク。ガラタサライは対照的に、欧州のホームゲームにおける最大得点差の敗北を喫した。

ドリブル:シャルケ 1-6 レアル・マドリー、2014年2月26日
シャルケのDFジョエル・マティプは、レアル・マドリーの背番号7に得点を許さないことの難しさを思い知ったに違いない。トレードマークの軽やかなステップでマティプを抜き去ったロナウドは、ファーポスト際への鋭いシュートでGKラルフ・フェールマンを破ってみせた。UCL決勝トーナメントのアウェーゲームで6ゴールを奪ったチームは、レアル・マドリーが史上初めてだった。

ハイライト:レアル・マドリーのデシマ達成
ハイライト:レアル・マドリーのデシマ達成

デシマ:レアル・マドリー 4-1 アトレティコ・マドリー(延長戦)、2014年5月24日
ロナウドは祖国ポルトガルの首都リスボンで行われた大一番で、ついにレアル・マドリーに通算10回目の欧州王座をもたらし、夢を成就した。延長戦終了間際の120分にPKを決め、異なるUCL決勝でそれぞれにゴールを挙げた史上4人目の選手となった。ガビに倒されて得たPKを自ら沈めたこのストライカーは、出場11試合目にしてシーズン最多記録となる17ゴールをマーク。2シーズン連続3回目の大会得点王にも輝いている。

ハーフボレー:リバプール 0-3 レアル・マドリー、2014年10月22日
かつてユナイテッドに所属したロナウドは、リバプールの本拠地アンフィールドでの初ゴールを待ち望んでいたに違いない。ラウール・ゴンサレスのUCL最多得点記録にあと1と迫るロナウドの通算70点目が決まると、地元サポーターで埋め尽くされたアンフィールドは沈黙に包まれていた。中盤で動き出したロナウドがペペ、そしてカリム・ベンゼマとのパス交換を経てハメス・ロドリゲスにつなぐと、レアル・マドリーの背番号10が相手最終ラインの背後に浮き球のパスを供給。これにマルティン・シュクルテルより早く反応したロナウドは、鮮やかなハーフボレーをゴールに突き刺した。

傷心の1点:レアル・マドリー 2-1 スポルティング、2016年9月14日
終盤までリードを許していたレアル・マドリーは、ロナウドが少年時代に在籍したスポルティングを相手に敗色濃厚だった。しかし、相手ゴール前20メートルの位置でロナウドが倒され、FKを獲得。このポルトガル代表FWが正確かつ強烈なFKを突き刺し、土壇場で追いついたレアル・マドリーは、後半ロスタイムにアルバロ・モラタの劇的なゴールで逆転勝利を収めた。ロナウドは試合後に「僕を育ててくれたスポルティングを相手にプレーするのは難しかった」と語っている。

そしてUCL通算98、99、100ゴール目を映像で…