ラモスがジダン監督やゴールの秘訣を語る

レアル・マドリーのセルヒオ・ラモスがUEFA.comのインタビューに応じ、ジネディーヌ・ジダン監督が「僕らの船の船長」である喜び、監督が成功を収めた理由、そしてナポリ戦に向けた計画などを語った。

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レアル・マドリーはUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16の第1戦でナポリをサンティアゴ・ベルナベウに迎える。この試合でセルヒオ・ラモスは同じスペイン出身で元マドリーのラウール・アルビオル、ホセ・カジェホンと再会する。

ラモスとマドリーのチームメート、そしてジネディーヌ・ジダン監督にとって、このナポリ戦は史上初のUCL連覇に向けた最初のハードルとなる。

マドリーの主将はUEFA.comとのインタビューで、2016年1月にラファエル・ベニテス前監督を引き継いだジダン監督がチームに与えた影響、ナポリ戦への意気込み、自身が今季、ゴールを頻繁に決めている理由などを語った。

UEFA.com:まず昨季の後半戦について教えてください。ジダン監督が就任して、どうでしたか?

ラモス:“ジズー”が来てくれたことは明るいニュースだったよ。彼はチームに多くの変化をもたらした。どんな監督も独自の哲学や考えを持っているし、選手との接し方や絆の作り方もそれぞれ違う。

ラモスとジダン監督
ラモスとジダン監督©Getty Images

ジズーは自分も選手だったから、それがチームの指導方法にも表れている。彼にしかない視点やアイデアを持っているんだ。

監督は僕らに求めていることを、ものすごく明確に説明してくれる。僕らは年明けから調子を上げ、リーグではあと一歩で優勝というところまで行ったし、とにかく監督が就任した初日からシーズン終了まで戦い抜いた。そして大きな目標の1つだったチャンピオンズリーグのタイトルを手にすることができたんだ。僕らにとってものすごく重要であり、大変だけれど挑戦しがいのあるタイトルをね。

UEFA.com:ジダン監督は具体的にどんな影響をもたらしたのでしょうか?

ラモス:とてもいい影響だよ。監督として必要となれば、選手時代に持っていた謙虚さと才能をうまく使ってドレッシングルーム内をコントロールできる。これは素晴らしい能力だ。

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監督は選手をどう扱えばいいかわかっているんだ。僕らが何をどう考えるか知っている。うちみたいなチームの場合、これは簡単なことじゃないよ。文化も習慣も異なる世界中のさまざまな国から集まった選手たちだからね。でも監督はそんなドレッシングルームでもうまくバランスを取っている。最終的にはチームもそれを理解し、その結果がピッチでのプレーに表れている。

僕らは彼がチームを指揮し、僕らの船の船長を務めてくれていることにとても満足している。これからも結果を出し続け、目標を達成していきたい。そうすれば監督もクラブにとどまってくれるだろうからね。

UEFA.com:1989年と1990年のACミランを最後に、2年連続で欧州制覇を成し遂げたクラブはありません。レアル・マドリーは今季それを達成できるでしょうか?

ラモス:そう願っているよ。どのクラブも成し遂げていないということは、それだけ難しいということさ。でも僕らは現チャンピオンだし、タイトル防衛は可能だという気持ちを持ってまた優勝を狙いたい。

でも1試合ずつこなしていくつもりだ。とにかく謙虚に、相手チームに対して大きな敬意を持ちつつ、賢明な戦いをするよ。

UEFA.com:ナポリとの試合をどう見ていますか?

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ラモス:ナポリはものすごく調子がいいから、厳しい戦いになることは覚悟している。チャンピオンズリーグはどの試合も難しい。フレキシブルでスピードがあってカウンターのうまいチームが揃っているからね。守備は本当に気が抜けない。

UEFA.com:今季はここまでキャリア最多のゴールを決めていますが、理由は何だと思いますか?

ラモス:たくさん練習することも大事だけど、野望と希望を持つことかな。何であってもやるならベストを目指すべきだ。僕がいつも言っているように、マドリー魂、クラブのDNAが、最後まであきらめずに戦うように僕らを突き動かすんだ。つまりどんな状況でも、それがたとえ試合終了間際でも、不可能はないと信じ、希望を失わないことが大事なのさ。

だから結局のところ、長年積み重ねてきた練習、献身的な働き、自己犠牲のなせるわざかな。僕は毎日ヘディングシュートの練習に時間を費やし、テクニックを磨いている。その努力が実って結果に表れているということだろう。