エデルソンとルイゾンに相次ぐ賛辞

ベンフィカの主将ルイゾンがクラブ通算500試合出場の大記録を達成した14日夜、ピエール=エメリク・オーバメヤングのPKを止めたGKエデルソンにも多くの賛辞が贈られた。

Ederson (Benfica) & Pierre-Emerick Aubameyang (Dortmund)
©Getty Images

ギリシャ代表FWコスタス・ミトログルの1点により、ボルシア・ドルトムントとのUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦に1-0で競り勝ったベンフィカ。しかし試合後に最大の称賛を集めたのは、ブラジルからやってきた2人の選手だった。

負傷でジョナスを欠いたベンフィカは序盤から劣勢に立たされ、ドルトムントにゴールを奪われるのも時間の問題かと思われた。

しかし、ピエール=エメリク・オーバメヤングに何度かゴールを脅かされながらも踏みとどまると、自信を深めたルイ・ビトリア監督のチームが反撃を開始。後半開始から3分後にはルイゾンが頭で落としたボールをミトログルが押し込み、ついにリードを奪った。

Luisão (Benfica)
チームの先頭に立って勝利を喜ぶルイゾン©Getty Images

「僕らが一緒にいる時間は家族よりも長い」。試合後に喜びを隠せなかったルイゾンは、チームメートについてこう語った。試合前日に36歳の誕生日を迎えたベンフィカの主将は、クラブ通算500試合出場を達成した節目に決勝ゴールをアシスト。ドレッシングルームで仲間に祝福された元ブラジル代表DFは、「こうして皆とこのチームの一員でいることを本当に誇りに思う」と続けた。

一方、GKエデルソンにも多くの賛辞が寄せられている。このサンパウロ出身の23歳が好セーブを連発し、後半にオーバメヤングのPKを阻止したからこそ、ベンフィカは第1戦でわずかながらもリードを奪えた。リターンマッチは3月8日に敵地ドイツで行われる。

「エデルソンのプレーは見事だったけど、あれが彼の仕事だからね。非常にレベルが高く、素晴らしいGKだ」とルイ・ビトリア監督は賞賛する。UCL初出場を果たした同胞のフィリペ・アウグストも、「あれだけ素晴らしいプレーを見せてくれたのだから、マン・オブ・ザ・マッチは彼しかいない」と付け加えた。

Highlights: See how Mitroglou gave Benfica edge
ハイライト:ミトログルの1点でベンフィカが先勝

ベンフィカの背番号1は、「自分の重要性なんてほかの選手たちと変わらない」と控えめに語った。「全員でいい仕事ができたし、チーム全体が称賛に値する。いいセーブも何本かあったけど、自分がヒーローとは思わないね。チーム全体がヒーローで、この勝利に大きな役割を果たした」

エデルソンがPKを止めたのは今大会2度目。かつてリオ・アベで活躍した守護神は、グループステージのディナモ・キエフ戦でもジュニオール・モラエスのPKをセーブしている。自身の技術について質問されたエデルソンは、「集中力を切らさず、PKキッカーをよく観察することが大切なんだ」と説明した。

視察に訪れていたブラジル代表の首脳陣、アシスタントコーチのシウビーニョ氏とGKコーチのクラウディオ・タファレウ氏も、賛辞が並んだ報告書を提出するに違いない。ルイゾンと同じ歩みをたどりたいと願うエデルソンについて、タファレウ氏は過去に「極めて大きなポテンシャルの持ち主で、輝かしい未来に期待できる」と話していた。

「ベンフィカで彼(ルイゾン)のような物語を残したい。今は同じことをするのがどれだけ難しいとしてもね」とエデルソンは語った。「何も約束することはできないけど、それが僕の目標さ」