バーゼル、スイス1部リーグで6連覇達成

スイス・スーパーリーグで開幕9連勝と最高のスタートを切ったバーゼルは、その後も順調に勝ち星を積み重ね、6年連続で国内リーグタイトルをつかんだ。さらにこのまま行けば、2位との勝ち点差記録を更新する可能性もある。

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優勝決定までの道のり
バーゼルはシーズン第1節に順位表のトップに躍り出ると、その後も首位の座を譲ることなく、開幕9連勝という快進撃を披露。ウインターブレイク前の時点で、ウルス・フィッシャー監督率いるチームは2位に12ポイントの差をつけ、リーグ再開後も順調に勝ち点を積み上げた。2017年に入ってからも公式戦無敗をキープし、2位との勝ち点差も21ポイントまで伸ばしたバーゼルは、2011-12シーズンに自らが達成した20ポイント差での優勝という記録をさらに更新する勢いだ。

主要な数字:90
今季、バーゼルは国内リーグ戦で90分以降に合計8ゴールを挙げている。なかでも11月のローザンヌ戦では、後半ロスタイムに2ゴールを挙げて0-1だったスコアをひっくり返し、2-1で劇的な逆転勝利を収めた。

最大のライバル
20年前にリーグ優勝を飾って以来となる3位以内でのフィニッシュが現実味を帯びてきた、シオンの台頭は著しい。しかし、かなりの勝ち点差があるとはいえ、バーゼルにとって最大の脅威となったのはヤング・ボーイズだろう。ベルンに本拠を置くチームは、12月のバーゼル戦で、得点ランキングでトップに立つギヨーム・オアロの2ゴールなどで3-1と勝利。国内で今季バーゼルに土をつけた唯一のチームとなっている。

バーゼル移籍後、輝きを見せるモハメド・エルユヌッシ
バーゼル移籍後、輝きを見せるモハメド・エルユヌッシ©AFP/Getty Images

2冠達成の可能性も
スーパーリーグでは圧倒的な強さを誇るバーゼルだが、スイスカップではここ4シーズンのうち3回、決勝で敗れるなど、栄冠が遠のいている。とはいえ、今季のスイスカップでも順調に勝ち進み、5月25日に行われる決勝に進出。しかも決勝の相手は、今季すでに3回対戦し、いずれも勝利しているシオンだ。

さらなる成長の余地は?
このように国内では一強状態が続くものの、UEFAチャンピオンズリーグでは厳しいグループに入り、パリとアーセナルにはホームとアウェーのいずれも敗戦。ルドゴレツからもわずか2ポイントしか奪えず、グループ4位で大会を去った。バーゼルがクリスマスを迎える前に欧州カップ戦の舞台から消えたのは、ここ10年では初めてのことだった。

最多得点差での勝利:6-0 ファドゥーツ
最多得点差での敗戦:1-3 ヤング・ボーイズ
チーム得点王:セイドゥ・ドゥンビア(13ゴール)