ユベントス vs レアル・マドリー:過去の対戦

カーディフでのUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、ユベントスとレアル・マドリーによる通算19試合目の対戦となる。これまでの対戦成績は両者8勝ずつと、まったくの互角だ。

We look back at the previous five UEFA Champions League knockout meetings between 2017 finalists Juventus and Real Madrid, featuring goals by Álvaro Morata, Alessandro Del Piero and Predrag Mijatović.

2017年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝は、UEFA主催大会でのユベントスとレアル・マドリーによる通算19試合目の対戦となる。舞台はすべて欧州チャンピオンズカップ/UCLで、これまでの対戦成績は両者8勝ずつと2引き分けとまったくの互角。得点数はユーベが21、マドリーが18となっている。UEFA.comが、過去の対戦を振り返った。

1961-62シーズン欧州チャンピオンズカップ準々決勝
ユベントス 0-1 レアル・マドリー
レアル・マドリー 0-1 ユベントス
レアル・マドリー 3-1 ユベントス(パリでの再試合)
欧州屈指の互角のライバルである両者の初顔合わせは、それにふさわしく再試合で決着がついた。前年に大会連覇を5シーズンで止められていたマドリーは、アルフレド・ディ・ステファノが終盤に決めて敵地トリノで先勝。しかしスペインではオマール・シボリが決勝点を奪い、勝負をパリでの再試合に持ち込んだ。その3試合目で、マドリーは開始から1分と経たないうちにフェロのゴールで先制。またしてもシボリに決められて前半のうちに追いつかれたものの、後半にルイス・デル・ソルとフスト・テハダがユーベを突き放した。

1998年決勝ハイライト:マドリー 1-0 ユーベ
1998年決勝ハイライト:マドリー 1-0 ユーベ

1986-87シーズン欧州チャンピオンズカップ2回戦
レアル・マドリー 1-0 ユベントス
ユベントス 1-0 レアル・マドリー(延長戦;レアル・マドリーがPK戦に3-1で勝利)
25年後、マドリーはエミリオ・ブトラゲーニョが決めて本拠地サンティアゴ・ベルナベウで先勝。しかしトリノでは、ユーベが9分に生まれたアンジェロ・カブリーニのゴールでまたしても2試合合計で追いついた。初顔合わせのときとは違って再試合はなく、決着がついたのはPK戦だった。両チームとも最初のキッカーが失敗。マドリーがその後3連続でPKを成功させた一方、ユーベはリオネッロ・マンフレドーニアとルチアーノ・ファベーロが枠を外し、敗退に終わった。

1995-96シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝
レアル・マドリー 1-0 ユベントス
ユベントス 2-0 レアル・マドリー
大会名がUEFAチャンピオンズリーグとなってから初めて顔を合わせたこのときは、ユベントスが初めて2試合合計でマドリーを下し、最終的に通算2度目の欧州制覇を果たした。スペインでは前半半ばに奪われたラウール・ゴンサレスのゴールでまたしても敗れたユーベだが、トリノでは逆転に成功。アレッサンドロ・デル・ピエロとミケーレ・パドバーノが前後半のそれぞれ早い時間帯にゴールを挙げると、72分にはラファエル・アルコルタの退場で数的優位に立った。ユーベも残り11分にモレノ・トリチェッリがレッドカードをもらって10人になったが、そのまま逃げ切った。

1997-98シーズンUEFAチャンピオンズリーグ決勝
ユベントス 0-1 レアル・マドリー
両者が激突した過去一番の大舞台は、アムステルダム・アレナでのUCL決勝だ。後半の半ばにFWプレドラグ・ミヤトビッチが試合唯一のゴールを奪い、マドリーが優勝を果たした。ミヤトビッチは66分、混戦のなかで至近距離から決め、チームを32年ぶり、通算7度目の欧州制覇に導いた。

2002-03シーズン:失意と歓喜を味わったネドベド
2002-03シーズン:失意と歓喜を味わったネドベド

2002-03シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準決勝
レアル・マドリー 2-1 ユベントス
ユベントス 3-1 レアル・マドリー
ユーベはまたしてもマドリードでの第1戦を落とした。前半のロナウドの先制ゴールはハーフタイム直前にダビド・トレゼゲが帳消しにしたものの、後半にロベルト・カルロスに決勝点を奪われた。しかしイタリアでの第2戦はまったく違う展開となり、トレゼゲ、デル・ピエロのゴールで前半にリードを奪うと、73分にはパベル・ネドベドも加点。マドリーの反撃をかつてのチームメート、ジネディーヌ・ジダンの終了間際の1点に抑えた。しかし決勝では、この試合の終盤にイエローカードをもらったネドベドが累積警告で出られず、PK戦の末、ACミランに敗れている。

2004-05シーズンUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16
レアル・マドリー 1-0 ユベントス
ユベントス 2-0 レアル・マドリー(延長戦)
スペインでの第1戦に敗れるという流れは変わらなかったが、ユベントスは3回連続で2試合合計スコアでマドリーに競り勝った。マドリードでは31分に奪われたイバン・エルゲラの1点に沈んだものの、トリノでは残り15分にトレゼゲが決めて勝負は延長戦へ。113分にロナウドと途中出場したユーベのアレッシオ・タッキナルディが退場となった3分後、マルセロ・サラジェタがビアンコネーリ(ユベントスの愛称)に決勝点をもたらした。

2008年にマドリードでゴールを決めたデル・ピエロ
2008年にマドリードでゴールを決めたデル・ピエロ©Getty Images

2008-09シーズンUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ
ユベントス 2-1 レアル・マドリー
レアル・マドリー 0-2 ユベントス
グループステージで初めて同組となったこのときは、ユベントスが2勝をマークした。ホームではデル・ピエロとアマウリがゴールを奪い、相手の反撃をルート・ファン・ニステルローイの1点に抑えて勝利。第2戦ではデル・ピエロの2ゴールにより、マドリーに敵地で46年ぶりに白星を挙げ、ラウンド16突破を確定した。マドリーもグループを勝ち抜けたが、両チームとも準々決勝に進むことはできなかった。

2013-14シーズンUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ
レアル・マドリー 2-1 ユベントス
ユベントス 2-2 レアル・マドリー
その5シーズン後のグループステージではマドリーに軍配が上がった。第1戦は30分までにすべてのゴールが生まれ、22分のフェルナンド・ジョレンテの同点ゴールを挟んでクリスチアーノ・ロナウドが1点ずつをマーク。後半の立ち上がりにはジョルジョ・キエッリーニが退場となり、トリノでの2戦目に出場停止となる。その試合ではアルトゥーロ・ビダルとジョレンテが決めたユベントスに対し、マドリーはロナウドとガレス・ベイルがスコアシートに名を刻んだ。このシーズン、ユーベはUEFAヨーロッパリーグに回り、マドリーは通算10度目の優勝を果たしている。

2014-15シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準決勝
ユベントス 2-1 レアル・マドリー
レアル・マドリー 1-1 ユベントス
ユベントスがマドリーを下した2002-03シーズン以来となる準決勝での対決。第1戦を制したのはマッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるユーベで、ロナウドのゴールを挟んでアルバロ・モラタ(その前の夏にマドリーから加入)とカルロス・テベスが決めて勝利した。サンティアゴ・ベルナベウでの第2戦ではロナウドが23分にPKを沈めてマドリーが2試合合計スコアで同点とする。しかし57分、再びモラタが決めて当時の古巣、現在の所属チームを退けた。