UEFAが「共に #WePlayStrong」を開始

女子サッカーへの認識を変え、少女にサッカーへの参加とプレーの継続を促すことを狙った革新的な「共に #WePlayStrong」活動をUEFAが開始した。

UEFAは1日、女子サッカーへの認識を変え、少女にサッカーへの参加とプレーの継続を促すことを狙った革新的な振興活動を開始した。

この新しい取り組みでは、UEFAは55の加盟サッカー協会と密接に協力し合い、2020年までにサッカーを欧州で最も人気のある女子スポーツにすることを目指す。

「共に #WePlayStrong」に参加しよう
• ウェブサイト:WePlayStrong.org
• ツイッター:@WePlayStrong_
• フェイスブック:https://www.facebook.com/WePlayStrong/
• インスタグラム:https://www.instagram.com/weplaystrong/
• ユーチューブ:https://www.youtube.com/user/UEFA 

この「共に #WePlayStrong」活動の手始めに、印象的なプロモーション映像を6月1日にカーディフで行われるオリンピック・リヨン対パリ・サンジェルマンのUEFA女子チャンピオンズリーグ決勝のキックオフ前に上映する。プロモーション映像の全編は、上で観ることができる。

この振興運動は、テレビでも宣伝される。女子チャンピオンズリーグ決勝だけでなく、同じくカーディフで行われる6月3日のユベントスとレアル・マドリーCFによる男子のUEFAチャンピオンズリーグ決勝でもコマーシャルを放映する。

プロモーション映像に登場するスターの一部
プロモーション映像に登場するスターの一部©UEFA.com

主に13歳と17歳の少女を対象にしたこのキャンペーンは、イギリスのバーミンガム大学が行った研究結果を基礎にしている。同大学の研究チームは、サッカーをプレーする少女にもたらされる心理的、身体的、および感情的メリットを調査した。

この研究により、サッカーをすると自信や幸福感、自己肯定意識を大幅に高めることができ、女子の友達づくり、そして人生に不可欠なスキルの習得に役立つことが明らかになった。

この調査に参加した女子の大多数は、チームの一部になったことで自分が強くなったと感じ、他者と共にプレーする経験を存分に楽しんだ。試合の結果がどうであろうと、彼女たちは勝つことよりも経験を共有することを重視した。

共に #WePlayStrong」の大きな狙いは、サッカーは少女のためのスポーツでもあるという認識を10代の少女に持たせつつ、プレーすることのメリットを強調。草の根レベルでの活動を奨励することにある。この振興活動はUEFAに加盟する55のサッカー協会のほか、スポーツ、エンターテインメント、音楽の各界を代表する数多くの有名アンバサダーの支援を受ける。

本日のキャンペーン開始を出発点として、欧州各地で一連のイベントやメディア活動、ローカルレベルの草の根運動が展開される。今夏オランダで開催されるUEFA女子EURO 2017本大会を1つの区切りとし、さらに2018年へと取り組みは続けられていく。

UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、この取り組みを次のように称えた。「サッカーにおける女子の参加と役割を高めることは、UEFAの会長になる前もなったあとも、私の大きな目標の1つだ」

「我々は女子サッカーに対する姿勢を変え、あらゆる年代の女性を励ましてプレーする機会を与える必要がある。女子サッカーの持つ潜在性は非常に大きく、『共に #WePlayStrong』活動は我々のサッカー55協会全体でそれを引き出していくための起爆剤になり得る」

支持を表明するスウェーデンの選手たち
支持を表明するスウェーデンの選手たち©UEFA.com

UEFA女子サッカーアドバイザーであり、2014年にFIFA世界年間最優秀選手とUEFA欧州最優秀女子選手に輝いたナディーネ・ケスラーも、この振興活動を称賛した。「UEFA女子EUROでのプレーであっても、公園で友達と一緒にやる遊びであっても、サッカーには人生に多くのプラスをもたらす力がある。チームの一部として働くことの意味や、チームメートにも相手にも敬意を払わなければならないということを教えてくれる」

「『共に #WePlayStrongキャンペーン』は女子サッカーに対する認識を変え、10代の少女にとってサッカーをするのはクールなことだという意識を高められる」とケスラーは付け加えた。「これを実現できれば、サッカーを欧州の少女に最も人気のあるスポーツにするという我々の目標に近づける」

このキャンペーンは欧州委員会も支援。スポーツ担当委員のティボル・ナブラチチ氏は、女子サッカーにとって歓迎すべき追い風になると述べた。「サッカーは単なる競技ではない。社会参加を促進する機能を持ち、民族や宗教、性別を超越する力がある」

「UEFAと欧州委員会は、いくつもの同じ目標を共有している。欧州のサッカー統括機関が、長い間見過ごされてきた分野に切り込んでいく『共に #WePlayStrong』を始めてくれたことを嬉しく思う。この運動により、アクティブにプレーする少女や女性が増えるよう願っている」