
PFC CSKAモスクワは24日、マルク・ゴンサレスの豪快なミドルシュートで追いつき、セビージャFCとの第1戦を1-1で引き分けた。かつてのライバルチームから見事なゴールを奪ったゴンサレスは、「テレビでハイライト映像を見るのが楽しみだ」と打ち明けた。
クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦に臨んだCSKAは、ホームで0-1とリードされる展開に苦しんだ。しかし66分、それまで完全に封じ込まれていたゴンサレスが輝きを放つ。セビージャ陣内でボールを受けたゴンサレスは、DFマリウス・スタンケビシウスが体を寄せる前に左足を一閃。このシュートには相手GKアンドレス・パロップも成す術がなかった。「頭の中が真っ白になった。とにかくうれしかったね」と語ったゴンサレス。「今日は自分がゴールを決めるなんて話をしていたら、その通りになった。とにかく、フィジカルトレーナーに向かって走っていったよ」
この数カ月間、足首に故障を抱えていたゴンサレスは、否応なくフィジカルトレーナーとともに多くの時間を過ごしてきた。ロシアリーグのオフシーズンも重なったため、この試合は彼にとって昨年10月10日以来の実戦だった。セビージャの宿敵レアル・ベティス・バロンピエで2シーズンを過ごした後、昨年夏にロシアへ移った25歳のチリ代表ウィンガーには、この日の喜びを深める理由が他にもある。「特別な一日だった」とゴンサレスは続けた。「ベティスに在籍していた頃、自分たちにとって最大のライバルがセビージャだった。ありがたいことに、今日はいいプレーができたばかりかゴールも決まった。チャンピオンズリーグ本戦では初めてのゴールだったので、そんな意味でも大きな1点だった」
実際、ゴンサレスが欧州の舞台でゴールを記録したのは、リバプールFC在籍時の2006年8月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦のマッカビ・ハイファFC戦以来となる。リバプールにデビューを飾ったその試合では、ピッチに出て3分後にネットを揺らしてみせた。とはいえ、今回のゴールはより価値が大きく、3月16日に敵地で行われる第2戦の向こうには準々決勝が見えている。「チームが今年初めての公式戦に臨み、この結果を残せたことにとても満足している」とゴンサレス。「僕らは誰も100パーセントの状態じゃないし、調子はこれから上がってくる。今後もフィジカルを鍛え上げ、プレーに磨きをかけていかなければならない。どちらが勝ってもおかしくないので、第2戦の行方を見守るだけだ。僕らにも大きなチャンスが残っている」
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