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鬼門打破に挑むシュツットガルト

掲載: 2010年2月24日(水), 1.45CET
VfBシュツットガルトは今季アウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグで無敗。しかし、今回対戦するFCバルセロナは、ブンデスリーガ勢を迎えたホームゲームで驚異的な記録を誇っている。
鬼門打破に挑むシュツットガルト
第1戦で先制ゴールを決めたシュツットガルトのカカウ ©Getty Images

大会データ

バルセロナシュツットガルト

得点20
 
10
枠内シュート89
 
47
枠外シュート69
 
52
CK回数68
 
36
オフサイド37
 
15
ファウル数167
 
125
警告19
 
14
退場1
 
0

試合

 
掲載: 2010年2月24日(水), 1.45CET

鬼門打破に挑むシュツットガルト

VfBシュツットガルトは今季アウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグで無敗。しかし、今回対戦するFCバルセロナは、ブンデスリーガ勢を迎えたホームゲームで驚異的な記録を誇っている。

カンプ・ノウはドイツ勢にとって鬼門のスタジアム。決勝トーナメント1回戦第2戦でVfBシュツットガルトをホームに迎えるFCバルセロナは、カンプ・ノウが今回もその力を発揮することを願っている。

シュツットガルトは今季アウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグで無敗。しかし、今回対戦するバルセロナは、ブンデスリーガ勢を迎えたホームゲームで8連勝を飾っている。

ただし、シュツットガルトは、欧州王者バルセロナに関する情報には少なくとも事欠かないだろう。バルセロナから期限付き移籍中のMFアレクサンドル・フレブがいるうえ、クリスティアン・グロス監督もFCバーゼル1893を率いた昨季、カンプ・ノウでバルセロナと1-1と引き分けた経験を持っているため、相手の戦力を熟知している。

VfBアレナで2月23日に行われた両チームの第1戦は1-1で引き分けた。試合は25分、カカウのゴールでシュツットガルトが先制。しかし、バルサは後半7分、ズラタン・イブラヒモビッチのゴールで同点に追いついた。

過去の対戦
両チームは2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグでも顔を合わせた。その時はホーム、アウェーともにバルセロナが勝利を収めている。

バルセロナは2007年10月2日にドイツで行われた最初の対戦に2-0と快勝。カルレス・プジョール(53分)とリオネル・メッシ(67分)が得点した。

12月12日に行われた2度目の対戦では、シュツットガルトが3分のアントニオ・ダ・シウバのゴールで先制。しかし、バルセロナはすぐに反撃し、ジョバンニ・ドス・サントス(36分)、サミュエル・エトー(57分)、ロナウジーニョ(67分)のゴールで3-1と逆転勝利を収めた。バルセロナはグループリーグを首位で通過、シュツットガルトは最下位に終わった。

その試合の両チームのメンバーは以下の通リ。
バルセロナ: ジョルケラ、 プジョール、テュラム、ミリート、シウビーニョ 、グジョンセン(ボジャン52分)、シャビ(クロサス70分)、マルケス、ドス・サントス、エトー(イニエスタ62分)、ロナウジーニョ
シュツットガルト: シェーファー、オソリオ、タスチ、デルピエーレ、ボカ、ファルネルド(ヒルベルト58分)、フェルナンド・メイラ、バシュトゥルク(マイスナー72分)、ダ・シウバ、エベルトン、マリカ(フィッシャー71分)

マッチ・バックグラウンド
バルセロナは3季連続のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝進出を目指している。対するシュツットガルトは、UEFA主催のクラブ大会で最後に準々決勝進出を果たしたのは1998年で、それ以降はベスト16の壁を越えられないでいる。

バルセロナは、ドイツ勢を迎えたホームゲームで8連勝中。昨季の準々決勝でもFCバイエルン・ミュンヘンにホームで4-0と圧勝した。

カンプ・ノウで最後に勝ったドイツ勢はバイエルンで、1998年11月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグで2-1と勝利を収めた。

バルセロナは1979年UEFAカップウィナーズカップでドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフを下し、優勝を飾っている。

バルセロナは今季、ホームで行われたグループリーグ3試合で2勝を挙げた。FCルビン・カザニにはまさかの敗戦を喫したものの、その試合をはさんでFCディナモ・キエフとFCインテル・ミラノに快勝した。

シュツットガルトはスペインの地で勝利を収めた経験はないが、アウェーで行われた今季のUEFAチャンピオンズリーグでは、セビージャFCと1-1で引き分けた11月の試合を含め、1勝3引き分けと無敗を貫いている。

シュツットガルトはスペイン勢とこれまでに12度対戦し、そのうち1度しか勝利を挙げていない。それは、レアル・ソシエダ・デ・フットボルをホームで1-0と下した1988-89シーズンのUEFAカップ準々決勝第1戦で、スペインリーガのクラブと対戦したのはその時が初めてだった。シュツットガルトはその後の第2戦を0-1で落としたが、PK戦を制して勝ち上がった。

シュツットガルトはUEFA主催のクラブ大会で4回、ホームの第1戦で引き分けているが、そのうち勝ち上がったのは、Rスタンダール・リエージュを下した2000年のUEFAインタートトカップ準決勝(ホームで1-1、アウェーで1-0)の1度だけ。2試合合計で敗れた3回のうち、直近の試合は2000-01シーズンのUEFAカップ4回戦で、相手は今回と同じくスペイン勢。RCセルタ・デ・ビーゴに(ホームで0-0、アウェーで1-2)敗退に追い込まれた。

バルセロナは1年前も同じような状況で、オリンピック・リヨンの本拠地で行われた決勝トーナメント1回戦第1戦を1-1で引き分けた。そして、カンプ・ノウで行われた第2戦に5-2と圧勝し、勝ち上がった。

その試合を含め、バルセロナがアウェーの第1戦を引き分けたのは21回、そのうち2試合合計で勝ち上がったのは15回。最後に敗れたのは、2002-03シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ユベントス戦(アウェーで1-1、ホームで延長の末1-2)だった。

両チームのつながり
バルセロナのジョセップ・グアルディオラ監督が欧州最高峰の大会に選手として出場した最初の4試合はドイツ勢が相手だった。それは、1991年秋のFCハンザ・ロストック、1FCカイザースラウテルンとの計4試合。そのシーズンの王者に輝いたバルサは、両チームとのホームゲームを2試合とも制したが、アウェーは2試合とも落とした。

グロス監督はバーゼルを率いた昨季のグループリーグでバルセロナにホームで0-5と完敗したが、敵地カンプ・ノウでは1-1と引き分け、意地を見せた。

グロス監督はこれまでにバーゼル、グラスホッパー・クラブの指揮官としてチャンピオンズリーグでスペイン勢と対戦し、通算成績は1勝3分け5敗。唯一の勝利はスイスで行われた2002-03シーズン2次グループリーグのRCデポルティボ・ラ・コルーニャ戦で、スコアは1-0だった。

フレブは昨夏、バルセロナから今季終了までの期限付きでシュツットガルトに移籍した。アーセナルFCから移籍した1年目の2008-09シーズンにはバルセロナでリーグ戦19試合に出場している。

シュツットガルトのフレブとイェンス・レーマンは現在バルセロナでプレーするFWティエリ・アンリとともに、2006年UEFAチャンピオンズリーグ決勝でバルセロナに敗れたアーセナルFCのメンバーだった。その試合でレーマンは18分にサミュエル・エトーを転倒させ、欧州チャンピオンズカップ決勝で退場処分を受けた史上初の選手となった。

シュツットガルトのトーマス・ヒツルスペルガーとレーマンはUEFA EURO 2008決勝でスペインに敗れたドイツ代表メンバーだった。その時のスペインのメンバーには、バルサのシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、プジョールがいた。

シュツットガルトのチプリアン・マリカは2006年11月、カディスでスペインと親善試合を行ったルーマニア代表のメンバーだった。マリカはこの試合唯一のゴールを決め、チームを1-0の勝利に導いている。

同じシーズン、マリカはFCシャフタール・ドネツクのメンバーとして、UEFAカップ決勝トーナメント2回戦で現バルセロナのダニエウ・アウベスを擁するセビージャと対戦したが、チームは2試合合計4-5で敗れた。

シュツットガルトのパベル・ポグレブニアクはFCゼニト・サンクトペテルブルクに在籍した2007-08シーズン、スペインのビジャレアルCFと対戦したUEFAカップ決勝トーナメント1回戦で第1戦、2戦ともに得点し、チームにアウェーゴール差の勝利をもたらした。ゼニトはホームの第1戦に1-0と先勝、第2戦は1-2で落としたものの勝ち上がった。

シュツットガルトのハリド・ブラルズは、2007-08シーズンにセビージャに期限付き移籍し、6試合に出場。また、2006-07シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグでバルセロナと対戦したチェルシーFCのメンバーだった。チェルシーはこの時、ホームで1-0と勝利を収め、アウェーでは2-2と引き分けている。

最終更新日: 10年3月3日 17.39CET

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2010/matches/round=2000029/match=2000472/prematch/background/index.html

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