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古巣相手に連勝を狙うモウリーニョ監督

掲載: 2010年2月25日(木), 1.45CET
チェルシーFCの指揮官としては二度にわたり、UEFAチャンピオンズリーグ優勝をあと一歩のところで逃した経験を持つFCインテル・ミラノのジョゼ・モウリーニョ監督。かつての恩師に勝負を挑むチェルシーは、準々決勝へ勝ち上がるために地元ロンドンで1-2のビハインドを覆さなければならない。
古巣相手に連勝を狙うモウリーニョ監督
かつての本拠地スタンフォード・ブリッジに再び足を踏み入れるインテルのジョゼ・モウリーニョ監督 ©Getty Images

大会データ

チェルシーインテル

得点12
 
17
枠内シュート38
 
67
枠外シュート67
 
61
CK回数39
 
43
オフサイド30
 
56
ファウル数137
 
196
警告14
 
32
退場1
 
2

試合

 
掲載: 2010年2月25日(木), 1.45CET

古巣相手に連勝を狙うモウリーニョ監督

チェルシーFCの指揮官としては二度にわたり、UEFAチャンピオンズリーグ優勝をあと一歩のところで逃した経験を持つFCインテル・ミラノのジョゼ・モウリーニョ監督。かつての恩師に勝負を挑むチェルシーは、準々決勝へ勝ち上がるために地元ロンドンで1-2のビハインドを覆さなければならない。

3シーズンにわたって指揮を執ったチェルシーFCでは、悲願のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げられなかったFCインテル・ミラノのジョゼ・モウリーニョ監督。16日に行われる決勝トーナメント1回戦第2戦では、古巣に引導を渡しインテルを準々決勝へ導きたいところだ。

チェルシーのカルロ・アンチェロッティ監督にとっても、この第2戦はただの試合ではない。昨季までACミランを8年間率いたイタリア人指揮官は、かつての宿敵インテルと再び顔を合わせることになる。

過去の対戦
2月24日にサン・シーロで行われた第1戦は、ホームのインテルがディエゴ・ミリート(3分)とエステバン・カンビアッソ(55分)のゴールで勝利。チェルシーのサロモン・カルー(51分)に1点を返されたが、ロンドンでの第2戦を前にわずかなリードを得た。

両チームにとってこの第1戦は、UEFA主催クラブ大会における初の顔合わせだった。しかし、昨夏にはアメリカでのプレシーズンマッチで対戦しており、チェルシーがディディエ・ドログバのゴールとフランク・ランパードのPKで2-0の勝利を収めている。

マッチ・バックグラウンド
チェルシーはこれまで、決勝トーナメントでイタリア勢と二度対戦し、いずれも勝ち上がっている。ただし、最近6シーズンに準決勝へ5回進出しているが、決勝に勝ち上がったのは2007-08シーズンのみで、その時の決勝ではマンチェスター・ユナイテッドFCにPK戦の末に敗れた。モウリーニョ監督時代のベスト4敗退は2回で、2005年と2007年の大会でリバプールFCに屈している。

チェルシーは1年前の決勝トーナメント1回戦でもイタリア勢を退けており、ユベントスにホームで1-0、アウェーで2-2としてベスト8に勝ち上がった。

今季のグループDで勝ち点14を挙げたチェルシーは、6戦無敗の首位で決勝トーナメントに進出。地元スタンフォード・ブリッジでは、FCポルト(1-0)とクラブ・アトレティコ・マドリー(4-0)を下したほか、首位通過が決まった後のアポエルFC戦を2-2で引き分けている。

チェルシーはスタンフォード・ブリッジで1-2と敗れた2006年2月22日のFCバルセロナ戦以来、UEFAチャンピオンズリーグのホームゲームで21試合無敗を続けており、その間に15勝を挙げている。

チェルシーはUEFA主催クラブ大会で、アウェーでの第1戦に敗れた過去6回で3回逆転に成功している。最後に敗退したのは、ASモナコFCと対戦した2003-04シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝(アウェーで1-3、ホームで2-2)だ。しかし近年では、敵地で1-2と競り負けたバルセロナ戦(2004-05シーズン決勝トーナメント1回戦)とフェネルバフチェSK戦(2007-08シーズン準々決勝)にそれぞれホームで4-2、2-0の勝利を収め、次のラウンドへ勝ち進んでいる。

インテルは昨季まで3季連続で決勝トーナメント1回戦敗退に終わっており、ここ2年はイングランド勢に行く手を阻まれている。1年前にはマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、地元ミラノでの第1戦を0-0で引き分け、最終的に2試合合計0-2で敗北。2007-08シーズンもリバプールFCにアウェーで0-2、サン・シーロで0-1と連敗を喫した。

インテルは今季のグループFで2勝にとどまり、FCバルセロナに勝ち点2差の2位で決勝トーナメントへ進出した。グループリーグのアウェーゲームでは、FCルビン・カザニと1-1で引き分け、FCディナモ・キエフには2-1で競り勝ったが、バルセロナに0-2で敗れた。

インテルが最後にイングランドで勝利を収めたのは、アーセナルFCを3-0で下した2003-04シーズンのグループリーグ。この試合ではフリオ・クルス、アンディー・ファン・デル・メイデ、オバフェミ・マルティンスがネットを揺らした。

インテルはこれまで、2試合制の勝負でイングランド勢と9回対戦して5勝4敗の成績。一方のチェルシーは、ユベントスを下した昨季のほか、1997-98シーズンのUEFAカップウィナーズカップ準決勝でビチェンツァ・カルチョを2試合合計3-2で退けている。

過去のUEFA主催クラブ大会を振り返ると、ホームで先勝したインテルはそのまま勝ち上がっているケースが多く、計41回で37勝を記録している。これは第1戦で2-1の勝利を収めた3回も含めた数字だが、前回の2005-06シーズンUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ではビジャレアルCFに敵地で0-1と敗れ、アウェーゴール差で敗退した。

両チームのつながり
ミランの指揮官として、アンチェロッティ監督はインテルとの公式戦18試合に10勝3分け5敗。 2002-03シーズンのUCL準決勝の2試合はいずれも引き分けに終わり、インテルのホームで1-1としたミランがアウェーゴール差で勝ち上がった。ミランは決勝も制し、アンチェロッティ監督は指揮官として初めてUEFAチャンピオンズリーグ優勝杯を手にした。

アンチェロッティ監督率いるミランは、2003年UEFAスーパーカップでモウリーニョ監督のポルトに1-0で勝利。両監督は昨季のセリエAで互角の勝負を演じ、ミランとインテルがそれぞれホームで勝利を収めた。

アンチェロッティ監督は現役時代、ローマの一員として1985年5月12日のインテル戦でゴールを挙げ、ホームのローマを4-3の勝利に導いた。

サミュエル・エトーとジュリアーノ・ベレッチは、バルセロナのメンバーとして出場した2006年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で得点。バルセロナはアシュリー・コールを擁するアーセナルに2-1の逆転勝利を収め、栄冠を手に入れた。

エトーはバルセロナの一員として、昨季の準決勝でチェルシーと対戦。スコアは2試合合計1-1となったが、アウェーゴール差でバルサが勝ち抜けた。

リカルド・クアレスマは2009-10シーズン、期限付き移籍先のチェルシーでシーズンの後半戦を過ごしたが、わずか1試合の先発にとどまった。

リカルド・カルバリョとデコは、モウリーニョ監督が率いていたポルトで2003年のUEFAカップと2004年のUEFAチャンピオンズリーグを制覇。ジョゼ・ボジングワも2004年の優勝を経験している。

チアゴ・モッタとエトーは、バルセロナでデコとベレッチのチームメートだった。

マルコ・マテラッツィは、イタリア代表として出場した2006年FIFAワールドカップ決勝で得点。イタリアはPK戦の末にフランスを下した。チェルシーのフローラン・マルダは序盤にマテラッツィのファウルを受けてPKを獲得、これが決まりフランスが先制していた。

ドログバはマルセイユ在籍時の2004年、UEFAカップ準々決勝のホームゲームでインテルから得点を奪い、チームを1-0の勝利に導いた。この準々決勝の2試合には、インテルのフランチェスコ・トルド、イバン・コルドバ、ハビエル・サネッティも出場していた。

インテルのサリー・ムンタリは2007-08シーズンをポーツマスFCで過ごし、チームのFAカップ優勝に貢献。その過程で、敵地スタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦に勝利している(1-0)。チェルシーのマイケル・エッシェンとはガーナ代表のチームメート。

チェルシーのブラニスラフ・イバノビッチとインテルのデヤン・スタンコビッチも、セルビア代表でチームメートだ。

ジョン・テリーとランパード、ジョー・コールの3人は、2005年11月に行われた親善試合のアルゼンチン戦にイングランド代表として出場。インテルのサネッティ、ワルテル・サムエル、カンビアッソらを擁するアルゼンチンに3-2で競り勝った。

最終更新日: 10年3月3日 10.41CET

http://jp.uefa.com/uefachampionsleague/season=2010/matches/round=2000029/match=2000474/prematch/background/index.html

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