
マルセロ、カリム・ベンゼマ、そしてアンヘル・ディ・マリアのゴールにより、9度の優勝を誇るレアル・マドリーCFがオリンピック・リヨンを難なく下し、7年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝進出を決めた。
同じくリヨンと対戦した昨シーズンを含め、6年連続でベスト16敗退の憂き目に遭っていたマドリーは、そのことで試合前は少し緊張していたかもしれない。
しかし前半終盤にマルセロが見事な個人技で先制ゴールを奪うと、不安は消え去った。後半にベンゼマが古巣リヨン戦で2試合連続となるゴールを記録して、リードを広げたジョゼ・モウリーニョ監督率いるマドリーは、続いてディ・マリアがループシュートでダメ押しの3点目を奪って勝負を決めた。
試合は前半から白熱の展開となり、序盤はマドリーが若干優勢で、リヨンのGKウーゴ・ロリスが活躍するシーンが続く。フランス代表の守護神は、まずフリーで駆け上がってきたメスート・エジルのシュートを足元で阻止。マルセロがニアポストを狙った強烈な一撃も同様に対処した。
1年前にサンチャゴ・ベルナベウで殊勲の勝利を収めていたクロード・ピュエル監督率いるリヨンも、先制点を求めて何度か前線に攻め上がる。最もゴールに近づいたのはアルゼンチン人FWセサール・デルガドで、カーブをかけた低い一撃でファーポストを狙ったが、マドリーのGKイケル・カシージャスにゴール脇に押し出された。
なんとしても7年連続のベスト16敗退を避けたいホームのサポーターは、大歓声でチームを後押し。その甲斐もあってハーフタイム8分前には、マルセロの鮮やかな先制点を目にすることになる。ブラジル人左SBは、クリスチアーノ・ロナウドとのワンツーからアタッキングエリアに入ると、ストライカー並みの落ち着きとテクニックでクリスとデヤン・ロブレンをかわしてシュート。ボールはロリスの手をかすめてネットに突き刺さった。
マドリーは直後に追加点のチャンスを迎える。マルセロが今度はアシストに回り、ベンゼマが力強くシュートを放ったが、これもロリスが見事なセーブでクロスバーの上にはじき出した。だが66分、ついにマドリーのリードは2点に広がる。エジルとロブレンが競り合ったボールをベンゼマがドリブルで持ち込み、ロリスの股間を抜いた。
リヨンの背番号1は、その10分後にも再びボールをネットから拾い上げることになる。エジルの頭でのパスを受けたディ・マリアがループシュートで3点目を追加し、待望の準々決勝進出を確定した。
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