

最近好調なアレクサンドル・ラカゼットが決めたゴールが試合唯一の得点となり、オリンピック・リヨンがアポエルFCとのUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16第1戦を1-0で制した。
昨季のUCL出場で4得点していたバフェティンビ・ゴミスを抑えて起用されたラカゼットが、レミ・ガルデ監督の信頼に応えた。20歳のストライカーが58分に放ったフィニッシュは選手に当たって向きを変えながらゴールを割り、結局これが決勝点となった。最近5試合で5得点としたラカゼットのゴールに救われたホームのリヨンは、試合を終始支配。一方、アポエルがリヨンのGKウーゴ・ロリスに浴びせられたシュートは1本のみだった。3月7日にニコシアで行われる第2戦での逆転を狙うが、後半に警告を受けたMFエリオ・ピントは出場停止となる。
11日のフランス・リーグ1の試合でSMカーンに敗れてショックを受けたリヨンのガルデ監督は、先発メンバー4選手を変更。新しく入った選手のうち、ラカゼットとエデルソンが序盤から活発な動きを見せ、ショートパスをつなぎ合って効果的に連携する。また、リサンドロとミシェウ・バストスはゴールへの直線的な動きでアポエルの守備陣を脅かした。
アポエルのGKディオニシオス・ヒオティスを最初に襲ったのはエデルソン。15分にラカゼットのパスを受けて低く抑えたシュートを放ったが、容易にセーブされた。ブラジル人のエデルソンは、続いてスルーパスを供給。これにラカゼットが抜け出すも、オフサイドのフラッグが上がった。9年連続でベスト16入りを果たしたリヨンが初挑戦のアポエルに対して経験の差を見せつける展開となったが、アウェーチームの粘り強い守備とホームチームの精度を欠いたフィニッシュ、そしてGKの奮闘により、試合は約60分にわたり0-0のまま動かなかった。
リヨンは25分に決定的なチャンスをつくるも、アントニ・レベイエールが至近距離から放ったシュートはブロックされ、リバウンドに詰めたバストスの一撃も突進してきたパウロ・ジョルジの頭をかすめてゴールをわずかに越える。U-21フランス代表のラカゼットは輝き続け、見事なドリブルで自らチャンスをつくってペナルティーエリア付近から狙うもシュートはゴールの上へ。再び放ったフィニッシュもヒオティスに止められた。
ホームチームは後半に入ってからも攻撃の手を緩めず、47分にエデルソンに決定機が訪れる。バストスがアウトサイドから供給した鋭いパスに抜け出すと、ヒオティスをかわして角度のない位置からゴールを狙ったが、パウロ・ジョルジにインターセプトされてしまった。
それまでは運に見放されていたリヨンだが、60分の手前でその借りを一気に取戻す。すでにサイドラインの外に立っていたジミー・ブリアンに代えられる予定だったラカゼットが、自身のラストプレーで左サイドから内側に切れ込み、シュートを放つ。これがパウロ・ジョルジに当たって浮き上がると、ボールはヒオティスを越えてゴールネットを揺らした。それでもガルデ監督は選手交代の予定を変えず、ラカゼットはスタンディングオベーションの中でベンチに下がった。
リヨンはその後も攻め続け、リサンドロのパスに抜け出したバストスに追加点のチャンスが訪れるも、シュートはサイドネットを外側から揺らすにとどまる。敵地で大声援を送ったアポエルのファンはヌーノ・モライスのオウンゴールになりかけたクリアに冷や汗をかいたが、ブリアンのクロスを頭でカットしたボールは幸いゴールの外へ流れた。すると88分、アウェーチームにビッグチャンスが訪れる。しかし、途中出場のグスタボ・マンドゥカのシュートはロリスに指先ではじき出され、試合は1-0のままで終わった。
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