
ACミランは近年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で、イングランド勢に苦杯をなめている。このためDFチアゴ・シウバが、アーセナルFCをホームに迎える試合を前に過去を振り返りたくないと思うのも当然だ。しかし、この苦い経験から第1戦での守備の重要性を学んだとして、「ホームで間違った戦いをしたら、そこで終わりだ」と警告を発した。
2009-10シーズンはマンチェスター・ユナイテッドFC、昨季はトッテナム・ホットスパーFCに、同じベスト16で屈したミラン。ホームでの第1戦は、それぞれ2-3、0-1と落とした。ミランのプレミア勢に対する呪縛は2008年2月に始まったもので、今回対戦するアーセナルにミラノでの第2戦で0-2と敗北。2試合合計でも同じスコアで競り負けている。
UEFA.comユーザーが選ぶ2011年のベストイレブンに入ったシウバは、ミランが王者として大会に臨み、セスク・ファブレガスとエマニュエル・アデバヨールのゴールでアーセナルに敗れたこの4年前の対戦時は、まだミランの一員ではなかった。しかしなんとしてもこの流れは変えなければならないと考えている。「アーセナルは偉大なチームだ」とシウバは言う。「特定の選手について話すつもりはないけれど、どの選手もプレーの質が高い。180分での勝負になるが、ホームで間違った戦い方をしたら、そこで終わりだ」
27歳のブラジル代表CBは、今季セリエAで21試合、UEFAチャンピオンズリーグで5試合に出場し、ロッソネーリ(ミランの愛称)の守備の要となっている。アーセナル戦では、プレミアリーグで22得点、UCLで3得点を挙げているロビン・ファン・ペルシ、そしてニューヨーク・レッドブルズに戻る前に最後の出場を果たすと思われるティエリ・アンリを止めることが使命となる。
「ファン・ペルシとアンリは、いつでも試合を決める力を持っている」とシウバは続ける。「あのオランダ人(ファン・ペルシ)を止められるかは分からない。見てのお楽しみだね」。ミランは多くの故障者を抱えており、誰が試合までに回復できるかも気になるところだ。シウバは同じブラジル代表のパトの復帰を示唆した。「彼は選手としても人間としても素晴らしい」とシウバ。「できるだけ早く、彼がベストコンディションに戻ってくれることを、チームの誰もが願っているよ。彼の調子が良ければ、必ずチームに貢献してくれるはずだ。もしかしたら15日もね」
昨季、トッテナムに敗れたのも、この故障者の問題が大きかった。シウバも中盤でのプレーを余儀なくされたが、今回は慣れ親しんだ最終ラインの中央に入る予定となっており、活気あふれる試合を期待している。「相手が強豪チームだと、当然モチベーションも高まる。とても質の高い試合になるだろう。自分たちのサッカーをして勝ち抜けたい
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