

21日にロシアで行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16の一戦では、PFC CSKAモスクワのポントゥス・バーンブルームがホームチームのラストプレーで同点ゴールをマーク。レアル・マドリーCFは敵地でつかみかけていた勝利を逃した。
1月にAZアルクマールからCSKAに加入したバーンブルームは、移籍後初出場を果たすと、後半ロスタイム3分に得点。クリスチアーノ・ロナウドが28分に決めていたマドリーの先制点を打ち消した。マドリーが大会7連勝を土壇場で逃した一方、昨年12月のグループステージ最終節以来となる公式戦に臨んだCSKAは、スペイン勢に対する無敗記録を保った。
試合から遠ざかっていたCSKAだが、満員の観客に後押しされ序盤から積極的に攻め、主導権を握る。7分のチャンスでは、ゲオルギー・シェンニコフが左サイドから入れた絶妙なクロスにアラン・ジャゴエフが合わせてシュート。左足で放ったアクロバティックなボレーは、ゴールのわずかに左へそれた。
一方、マドリーは波に乗るまでに時間がかかったものの、CSKAの守備の乱れを突いて30分の手前で先制点を奪う。ホームチームにはボールを大きくクリアする機会が何度かあったが、ゾラン・トシッチが頭ではね返そうとしたボールは力なくペナルティーエリア内のロナウドのもとへ。ロナウドは迷わず左足を振り抜いて低く抑えたフィニッシュをファーポストの内側へ突き刺し、今大会4得点とした。
マドリーは後半に入ってからもボールを支配し続け、ハーフタイムの直後にはロナウドがマイナスに折り返したパスで勝ち越しのチャンスを演出する。しかし、ホセ・カジェホンはシュートをゴールの横へはずしてしまった。CSKAはカウンターに頼らざるを得なかったが、バーンブルームと同様にこの日チームデビューを果たしたアーメド・ムサが存在感を示し始める。このナイジェリア人MFには60分過ぎにチャンスが訪れるも、ペナルティーエリア付近から狙った一撃は枠外へ。フリーになっていたセイドゥ・ドゥンビアへのパスがベターな選択肢だったかもしれない。
同点ゴールを狙うCSKAは攻撃にかける人数をさらに増やすと、その背後を突かれてリードを広げられそうになる。しかし、右サイドで抜け出したロナウドが放ったシュートは、GKセルゲイス・セプクゴフがクロスバーの上へとはじき出した。ロナウドはシャビ・アロンソのスルーパスから再び狙うも、低く抑えたフィニッシュはポストの外側へ。マドリーは詰めの甘さを後で悔やむことになる。
90分間を通してイケル・カシージャスの守るゴールをなかなか脅かすことができなかったCSKAだが、後半ロスタイムにこれをこじ開ける。ジャゴエフのクロスをアレクセイ・ベレズツキがファーポスト付近から頭で折り返すと、バーンブルームが至近距離からのボレーをゴールネットに突き刺した。これにより、CSKAはスペイン・リーガ勢に対して6戦無敗で3月21日に敵地サンチャゴ・ベルナベウに乗り込むことになった。
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