ベンフィカ、1点を守って先勝

ベンフィカは1本だけ放った枠内シュートで試合唯一のゴールを挙げ、ホームで1-0と先勝。ピエール=エメリク・オーバメヤングのPK失敗も響いたドルトムントは、本拠地での第2戦で逆転を目指すことになった。試合のハイライト映像もこの記事からどうぞ。

Highlights: See how Mitroglou gave Benfica edge

ドルトムントはピエール=エメリク・オーバメヤングのPK失敗など決定力不足が命取りとなり、コスタス・ミトログルに許した1点でベンフィカに惜敗。わずか1点のビハインドとはいえ、逆転突破を決めるには3週間後の第2戦で勝利が必要となった。

ベンフィカは試合の流れに反して均衡を破り、ミトログルが至近距離から押し込んだ。このギリシャ代表FWのゴールをアシストしたのは、ベンフィカで通算500試合出場を果たしたルイゾン。ピッツィのCKを頭でファーポスト際へ送ると、ミトログルが最近13試合での13点目のゴールを決めた。

このところ好調を維持していたドルトムントのオーバメヤングにとっては、一刻も早く忘れたい夜になった。前半の序盤と終盤に決定機を逃したオーバメヤングには、60分を迎えようかというころにPKのチャンスが到来。しかし、ゴール中央へ飛んだシュートはエデルソンに防がれてしまった、

その後もドルトムントは果敢に攻め込んだが、フィニッシュの精度は改善できず。わずかなリードを守りきったベンフィカがUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16突破に近づいた。

Konstantinos Mitroglou (Benfica)
ミトログルとルイゾン©AFP/Getty Images

キープレーヤー:エデルソン(ベンフィカ)
今夜はエデルソン自身が歴史を繰り返した。ホームにディナモ・キエフを迎えたグループステージの一戦でもPKを阻止し、ベンフィカに貴重な勝ち点3をもたらしたブラジル人GKは、この日もオーバメヤングのPKを防ぎ、イーグルス(ベンフィカの愛称)を1-0の勝利に導いた。その前後にも素晴らしい反応でゴールを死守した23歳は、勝利の立役者と呼ぶにふさわしい活躍だった。

ベンフィカの交代策が的中
ボール支配率で圧倒され、前半の大部分を運だけでしのいだ感もあるベンフィカだが、後半に入ると内容が大幅に改善。フォーメーション修正後にエンジンとしてチームを支えたのは、今冬にリオ・アベから加入し、途中出場でUCLにデビューを飾った23歳のMFフィリペ・アウグストだった。

フィニッシュの精度に課題
ドルトムントはここ4日間で2敗目を喫した。敵地ダルムシュタットではネガティブな結果もやむなしというパフォーマンスだったが、この日のブラック&イエローズ(ドルトムントの愛称)は何度も決定機をつくるなど、サッカーの出来自体に問題はなかった。ただし今回は、チャンスをことごとく無駄にしてしまう。1月にアドリアン・ラモスを放出したドルトムントは、オーバメヤングが不発に終わった場合に頼れる生粋のストライカーがほかにいない。この問題にどう対処していくかは、見てのお楽しみだ。

Ederson (Benfica) & Pierre-Emerick Aubameyang (Dortmund)
©Getty Images
Marc Bartra (Dortmund) & Kostas Mitroglou (Benfica)
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Kostas Mitroglou (Benfica)
©AFP/Getty Images
Pierre-Emerick Aubameyang (Dortmund)
©Getty Images