アトレティコ、引き分けでも余裕の突破

ホームでの第2戦をスコアレスドローで終えたアトレティコ・マドリーが2試合合計4-2でレバークーゼンを破り、4年連続の準々決勝進出を決めた。試合のハイライトもこの記事からどうぞ。

Highlights: Atlético hold off Leverkusen to reach quarter-finals

アトレティコ・マドリーがバイヤー・レバークーゼンを0-0の引き分けに抑え、UEFAチャンピオンズリーグで4年連続の準々決勝進出を果たした。

少なくとも3点を奪わなければならない上、ここまで4回ラウンド16を戦って一度も突破したことがなかったレバークーゼンだが、立ち上がりにはケビン・フォラントのシュートがポストをかすめるなど優位に立った。

その後もペースを握ったのはレバークーゼン。しかし、ユリアン・ブラントがホセ・マリア・ヒメネスのタックルでチャンスを逃したあと、バランスを崩したハビエル・エルナンデスはシュートを大きくゴール上に外す。それでもスコアを0-0で保てていたのは、GKベルント・レノの活躍があったからだった。フェイスガードを装着した守護神は、前半終了間際にレバークーゼンのゴールを脅かしたアンヘル・コレアとコケのシュートをどうにか阻止した。

Bernd Leno (Leverkusen) & Ángel Correa (Atlético)
レノがコレアのシュートを阻止©AFP/Getty Images

一方、アトレティコは後半開始直後に惜しい場面を迎え、アントワーヌ・グリーズマンのシュートがポストをかすめる。さらにグリーズマンがループシュートでレノの頭上を破ったが、このボールはポストに嫌われた。対するレバークーゼンも決定機を迎え、単独で抜け出したブラントがヤン・オブラクを強襲。こぼれ球に反応したフォラントが立て続けにシュートを放つも、オブラクの壁を崩すことができない。そのルーズボールを拾ったエルナンデスの一撃はゴール横に流れた。

アトレティコのスロベニア代表GKは、終盤にもカリム・ベララビ、レオン・ベイリー、ケビン・カンプルのシュートを次々と阻止。ベイリーがニアポスト際で流したヘディングシュートもゴール前を横切ってしまい、レバークーゼンは一矢を報いることすらできなかった。

キープレーヤー:ヤン・オブラク(アトレティコ)
アトレティコの守護神は好セーブを連発し、レバークーゼンにゴールを許さなかった。後半の5秒間にブラントとフォラント(2度)のシュートを3本続けて止めた場面は圧巻だった。

両チームの守護神に賛辞を
レバークーゼンが複数の得点を奪わなければならなかったため、この試合は必然的に両チームにチャンスが相次ぐ展開となり、結果として双方のGKに多くの見せ場が訪れた。レバークーゼンが後半まで逆転突破に望みをつなげたのは、前半に2本の好セーブを披露したレノの存在があったから。一方、アトレティコも後半にオブラクのスーパーセーブがなければ、レバークーゼンに反撃の足がかりを与えていてもおかしくなかった。

Jan Oblak (Atlético) & Kevin Volland (Leverkusen)
オブラクが3連続セーブでゴールを死守©Getty Images

敗退のレバークーゼンにも自信
レバークーゼンは最近4シーズンで3度目のラウンド16敗退に終わったが、3週間前の第1戦とは見違えるようなパフォーマンスを披露。攻守にしっかりと統率が取れていた上、何度となく決定的なチャンスをつくっていた。一度でもネットを揺らすことができていれば、ディエゴ・シメオネ監督率いるホームチームをさらに苦しめていたに違いない。