バイエルン、アウェーでも5-1で圧勝

先制したアーセナルだったが、後半序盤にローラン・コシエルニを退場で失うとバイエルンの猛攻を受け、第1戦同様、最後は1-5と逆転負け。2試合合計2-10の大差で敗退となった。試合のハイライトもこの記事からどうぞ。

Watch all the goals as Bayern put five past Arsenal for the second time in three weeks for a 10-2 aggregate win.

バイエルンがUEFAチャンピオンズリーグで6シーズン連続となる準々決勝進出を決定。ホームでも大敗したアーセナルは、かすかに残っていた逆転突破への望みを粉々に打ち砕かれた。

ラウンド16第1戦を1-5で落としたガナーズ(アーセナルの愛称)は、8強へ勝ち上がるためにちょっとした奇跡を必要としていた。セオ・ウォルコットの先制ゴールで1点を返し、ホームチームが勢いづいた瞬間には、それが起こってもおかしくない雰囲気に包まれていた。

だがバイエルンは劣勢をしのぐと、ロベルト・レバンドフスキのPKで同点とする。さらにこの場面でアーセナルのローラン・コシエルニが退場処分となり、試合の流れが一変。崩壊したアーセナルにアウェーチームが容赦なく襲いかかった

元チェルシーのアリエン・ロッベンが自らのゴールでロンドン再訪を祝うと、途中出場のドグラス・コスタとアルトゥーロ・ビダルも相手守備陣のパスミスに乗じてリードを拡大。バイエルンはスコアを4-1としたあとも攻撃の手を緩めず、両選手の連係からビダルが5点目を奪った。

2ゴールを挙げたビダル
2ゴールを挙げたビダル©Getty Images

キープレーヤー:アルトゥーロ・ビダル
このチリ代表MFは大舞台に強く、バイエルンが押し込まれた前半にも中盤で奮闘。後半には2ゴールを挙げ、チームを2試合連続の圧勝に導いた。

確実にチャンスを生かしたバイエルン
この日のバイエルンはベストの状態ではなかったかもしれないが、それでもアーセナルから5ゴールを奪って逆転勝利を収めた。コシエルニのレッドカードを機にアーセナルが自ら崩れていった感は否めないが、訪れたチャンスは確実に生かさなければいけないもの。バイエルンは第1戦と同様、それを忠実に実行した。

アーセナルは決定力不足を露呈
最終的には残念な結果に終わったものの、前半のアーセナルは奇跡を起こしてもおかしくない雰囲気を漂わせていた。その中心となったのは、体調不良のダニー・ウェルベックに代わって土壇場に先発が決定したオリビエ・ジルー。なりふり構わず攻めなければならない状況のなか、アレクシス・サンチェスもアーセナルの攻撃に異なるアクセントを加えていた。アーセナルとしては、優位に立った前半にたたみ掛けられなかったことが悔やまれる。