ロナウド3発、マドリー快勝で決勝進出に王手

クリスチアーノ・ロナウドがUEFAチャンピオンズリーグで2試合連続となるハットトリックを達成し、アトレティコをホームに迎えたレアル・マドリーを3-0の勝利に導いた。試合のハイライトもこの記事からどうぞ。

See the three Cristiano Ronaldo strikes which put Real Madrid in charge of their semi-final against city rivals Atlético.

クリスチアーノ・ロナウドがまたしてもハットトリックを達成し、レアル・マドリーはカーディフでのUEFAチャンピオンズリーグ決勝へ大きく前進した。ロナウドはUCLの最近3試合で8得点としている。

ロナウドは10分にカゼミロのクロスをヘディングで押し込み、ホームチームに先制点をもたらす。さらに73分にもネットを揺らすと、86分にハットトリックを完成させ、アトレティコの希望を砕いた。

カリム・ベンゼマが序盤から相手ゴールを脅かし、終始ゲームを支配したマドリーに対し、アトレティコはいつになく守備が不安定で、守護神ヤン・オブラクのセーブに救われる場面も多かった。

そういった状況下でもアウェーチームはダメージを最小限に抑えようとしたが、終盤に入ってからロナウドに2ゴールを追加されて完敗。これにより、ディエゴ・シメオネ監督率いるチームが決勝へ進むためには、10日に本拠地ビセンテ・カルデロンで行われる第2戦で奇跡を起こすしかなくなった。UCL準決勝の第1戦を2ゴール差以上で落としたチームが勝ち上がったケースは、過去にない。

ラモスと喜び合うロナウド
ラモスと喜び合うロナウド©Getty Images

キープレーヤー:クリスチアーノ・ロナウド
やはり、この男しかいないだろう。マドリーがヒーローを必要としているときは、常にその役を買って出てきたロナウド。バイエルンとの2試合で5ゴールを奪ったのに続き、この日の3ゴールでマドリーのカーディフ行きをほぼ決めてしまっただけでなく、欧州チャンピオンズカップ/UCL準決勝における通算得点数で歴代トップとなった。

ロナウドがマドリーのリードを広げる
ロナウドがマドリーのリードを広げる©AFP/Getty Images

ようやく無失点に抑えたマドリー
公式戦ここ16試合で無失点が1試合のみだったマドリーは、今大会初のクリーンシートを達成。堅く安定した守備でアウェーゴールを狙っていたアトレティコを完封した。アウェーチームはシュートを散発させるにとどまり、ケイロル・ナバスをほとんど脅かせなかった。

記者の視点
ジョー・ウォーカー(@UEFAcomJoeW
苦悩と歓喜。首都の半分は喜びに満ち、残り半分は悲嘆に暮れている。シメオネ監督率いるチームは精彩を欠き、このスコアにも文句は言えないだろう。特に中盤を支配され、序盤のピンチを乗り切れずにリードを許すと、その後は終始後手に回った。あらゆる試みをはねつけられたアトレティコに対し、マドリーは今大会ここまでの戦いと同様、王者の貫禄を示した。