
オーストリアとスイスの共催となったUEFA EURO 2008では、世界王者のイタリア、流れるようなプレーが持ち味のマルコ・ファン・バステン監督率いるオランダ、2回の優勝歴を持つフランスが、意気揚々と本大会に臨んだ。しかし、集団から抜け出したのはドイツで、過去3大会で初めてグループステージを突破すると、EURO 96以来の決勝進出を果たした。しかし、ウィーンで行われた決勝は、ここまで無敗のスペインが支配。フェルナンド・トーレスのこの試合唯一の得点により、スペインが実に44年ぶり2度目の欧州王者に輝いた。
チーム
優勝:スペイン
準優勝:ドイツ
準決勝敗退:ロシア、トルコ
準々決勝敗退:ポルトガル、クロアチア、オランダ、イタリア
グループリーグ敗退:オーストリア、チェコ、フランス、ギリシャ、ポーランド、ルーマニア、スウェーデン、スイス
大会得点王:ダビド・ビジャ(スペイン)4得点
トリビア
ウィーンでの準々決勝イタリア戦では、スコアレスドローの末にスペインがPK戦で勝利したが、この試合で勝負を決めるキックを沈めるまで、セスク・ファブレガスは選手生活の中でPKを蹴ったことがなかった。
2008年の記録
欧州チャンピオンズカップ優勝:マンチェスター・ユナイテッドFC(1-1、PK戦6-5 vs チェルシーFC)
欧州年間最優秀選手:クリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッドFC)
ユーロビジョン・ソング・コンテスト優勝:ジーマ・ビラーン(ロシア)の『ビリーブ』
欧州得点王(ゴールデンブーツ賞):クリスチアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッドFC)
ノーベル平和賞:マルッティ・アハティサーリ(フィンランド)、国連特使
夏季五輪陸上男子100メートル金メダリスト:ウサイン・ボルト(ジャマイカ)、優勝記録9.69秒
F1世界チャンピオン:ルイス・ハミルトン(英国)、マクラーレン所属
アカデミー作品賞映画:『スラムドッグ$ミリオネア』
主な出来事
2月19日:フィデル・カストロ氏がキューバの国家元首を退く意向を表明。2月24日に正式退任し、31年にわたる支配にピリオドを打った。
7月2日:フランス国籍を持つコロンビアの政治家、イングリッド・ベタンクール氏がコロンビアでの6年半の人質生活から解放された。
11月4日:バラク・オバマ氏が第44代アメリカ合衆国大統領に当選。アフリカ系アメリカ人として初の大統領就任が決まった。
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