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2008年ベストイレブン

掲載: 2012年2月1日(水), 8.18CET
イケル・カシージャス、カルレス・プジョール、カルロス・マルチェナ、マルコス・セナ、シャビ・エルナンデス、そしてダビド・ビジャら、UEFA EURO 2008ベストイレブンには多くのスペイン人選手が選ばれた。

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掲載: 2012年2月1日(水), 8.18CET

2008年ベストイレブン

イケル・カシージャス、カルレス・プジョール、カルロス・マルチェナ、マルコス・セナ、シャビ・エルナンデス、そしてダビド・ビジャら、UEFA EURO 2008ベストイレブンには多くのスペイン人選手が選ばれた。

GK:イケル・カシージャス(スペイン)
レアル・マドリーCFとスペイン代表を支える守護神は、この2008年大会で過去最高の輝きを放ったといっても過言ではない。代表デビューは2000年。本大会開幕前夜に主将の大役を任されると、非の打ち所のないパフォーマンスでスペインの優勝に貢献してみせた。イタリアとの準々決勝では延長戦を含む120分間を無失点でしのぎ、迎えたPK戦でも見事な反応で2本のシュートを阻止。続く準決勝と決勝でも抜群の安定感を発揮し、3試合連続完封で大会を締めくくった。翌2009年には通算100キャップの大台に到達、2010年には再びFIFAワールドカップでスペインを優勝に導き、クラブと代表ですべての主要タイトルを手にした精鋭の仲間入りを果たした。

DF:フィリップ・ラーム(ドイツ)
攻守のバランスに優れ、効果的な攻撃参加を武器とするFCバイエルン・ミュンヘンのSB。同世代の中では突出した能力を持つDFで、2004年にドイツ代表へデビューして以来、左右のサイドを問わずに優れたパフォーマンスを披露し続けている。2006年FIFAワールドカップでは大会初ゴールを記録した上、開催国ドイツのベスト4進出に貢献。その2年後の欧州選手権ではさらに決定的な働きでドイツを支え、準決勝のトルコ戦では90分の決勝ゴールでチームを決勝に導いた。そして2010年、自身にとって4大会連続の主要国際大会出場を果たしたFIFAワールドカップ南アフリカ大会では、ドイツ史上最年少となる26歳の若さで主将を務めている。

DF:カルレス・プジョール(スペイン)
UEFA EURO 2008に続き、その2年後のFIFAワールドカップを制したスペインといえば、美しく華麗なパスサッカーに多くの称賛が集まった。しかし、守備の堅さにも特筆すべきものがあり、そんな中、気迫に満ちたプレーで最終ラインを統率したのがプジョールだ。EURO 2008ではスペインの6試合中5試合に出場し、イタリア、ロシア、ドイツを下した大会終盤の3試合での無失点に貢献している。長髪をなびかせ、闘志むき出しにして戦い続けるCBは、その姿でチーム全体を鼓舞。所属するFCバルセロナでは主将を務めており、やはりクラブと代表の双方ですべてのタイトルを手にしている。

DF:カルロス・マルチェナ(スペイン)
イケル・カシージャスやシャビ・エルナンデスとともに、1999年FIFA U-20ワールドカップで優勝した元スペイン・ユース代表。UEFA EURO 2008でもチームの要として活躍し、祖国に栄冠をもたらしている。CBのパートナー、カルレス・プジョールとは息の合ったコンビを形成し、マルチェナが相手ストライカーのマーク、プジョールがカバーリングという役割を担当。最近ではジェラール・ピケにポジションを奪われているが、スペインの国際Aマッチ50戦無敗という世界新記録を達成している。セビージャFCの下部組織で育ち、バレンシアCFで9シーズンを過ごした後、2010年にビジャレアルCFへ移籍した。

DF:ユーリ・ジルコフ(ロシア)
UEFA EURO 2008でロシアの準決勝進出を予想したファンは少なかったかもしれないが、左SBとして躍動したジルコフの活躍に驚いたロシア・サポーターはいないはずだ。サイドを主戦場とするジルコフは、2005年のUEFAカップ決勝でPFC CSKAモスクワを優勝に導くゴールを記録。さらに、その10日後のロシア・カップ決勝でも再びネットを揺らしている。しかし、UEFAチャンピオンズリーグのハンブルガーSV戦で見事な個人技から決めた1点は、この2ゴールもかすむほどの素晴らしい一撃だった。そして2009年には、ロシア人選手として史上最高額の推定2100万ユーロ(当時の換算レートで約27億7000万円)でチェルシーFCへ移籍した。

MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア)
UEFA EURO 2008での素晴らしいパフォーマンスを考えると、この小柄なプレーメーカーにクロアチア敗退の責任を負わせることなどできないだろう。確かに、トルコとの準々決勝ではPK戦でネットを揺らせず、チームをベスト4に導くことができなかった。とはいえ、延長戦の終盤にはイバン・クラスニッチの先制点をアシストしており、勝利の立役者となっていてもおかしくなかったはずだ。結局、クロアチアは延長戦の後半ロスタイムに同点ゴールを許し、続くPK戦に敗れて敗退が決まったものの、モドリッチは鋭いドリブルと正確なパスで観客を沸かせた上、オーストリアとの開幕戦では大会初ゴールも記録した。この2008年大会の開幕直前には、NKディナモ・ザグレブからトッテナム・ホットスパーFCへ2100万ユーロ(当時の換算レートで約37億6000万円)で移籍している。

MF:マルコス・セナ(スペイン)
SCコリンチャンスでもプレーしたブラジル生まれのMFは、ビジャレアルCFで4年にわたって活躍した後、2006年3月にスペイン代表としてデビュー。UEFAチャンピオンズリーグでビジャレアルの準決勝進出に貢献したパフォーマンスが評価され、2006年FIFAワールドカップのメンバーにも選ばれた。同大会では序盤2試合に先発したものの、定位置を確保したのはその2年後の欧州選手権。パワフルで力強いプレー、戦術理解度の高さ、ボールを奪い取る能力にも優れた理想的な守備的MFとして、スペインの攻撃陣を後方から支えた。

MF:シャビ・エルナンデス(スペイン)
シャビは11歳でFCバルセロナに加入し、1999年に自身初のリーグ優勝を経験。翌2000年にはスペイン代表へデビューしたものの、世界的な評価を勝ち取るにはさらに数年を要した。知的かつシンプルなボールさばきで常に存在感を発揮するシャビだが、バルセロナとスペインの多大な成功への貢献度も計り知れない。バルサでは歴代最多出場記録を更新し、2006年FIFAワールドカップではスペイン代表のレギュラーに定着。その2年後の欧州選手権でもチームの柱として優勝に貢献した。正確無比なパス、鋭い戦術眼でスペインを欧州制覇に導いた2008年大会では、最終的に大会最優秀選手の名誉も授かっている。

MF:ハミト・アルトゥントップ(トルコ)
UEFA EURO 2008の2試合を戦い終え、アルトゥントップを右SBから中盤にコンバートしたファティ・テリム監督の決断は、同大会のトルコにとって大きなターニングポイントになった。チェコを倒さなければ敗退というグループステージ3戦目、トルコは0-2と絶体絶命の状況に陥っていたが、残り15分で3点をアシストしたアルトゥントップが逆転勝利の立役者となった。攻守のバランスとテクニックに優れ、広い視野を生かしたパスや鋭いドリブルで突破口を開くアルトゥントップは、クロアチアとの準々決勝でも見事なパフォーマンスを披露。決着をつけるPK戦では、自らのシュートでトルコを勝利に導いた。生まれ故郷のドイツと対戦した準決勝では本領を発揮できなかったが、その後も才能を輝かせ続けている。

FW:アンドレイ・アルシャビン(ロシア)
大会序盤の2試合には出場停止処分を受けていたものの、最終メンバーに選ばれたことがフース・ヒディンク監督の揺るがぬ信頼を示している。この小柄なFWを欠いたロシアは初戦でスペインに1-4と敗れたが、続くギリシャ戦には辛うじて勝利。そしてグループステージ3戦目、その1カ月前にFCゼニト・サンクトペテルブルクをUEFAカップ優勝へ導いていたアルシャビンは、ついに失われた時間を取り戻すことになる。そのスウェーデン戦では1ゴール1アシストを記録し、準々決勝のオランダ戦でも1ゴール2アシストと大活躍。一気に世界的な評価を確立すると、半年後にはアーセナルFCへの移籍を果たした。

FW:ダビド・ビジャ(スペイン)
実力ではフェルナンド・トーレスにも劣らないが、故障でUEFA EURO 2008決勝を欠場したのは痛恨の極みだった。ゴールを奪うことにかけては天下一品のストライカーで、2005年にラ・ロハ(スペイン代表の愛称)へデビュー。2008年大会ではロシアとのグループステージ初戦でハットトリックを決め、スペインの快進撃に火をつける一方、計4得点で大会得点王にも輝いた。同じくスペインが優勝した2010年FIFAワールドカップでは5ゴールを記録。2011年3月にはラウール・ゴンサレスのスペイン代表通算44ゴールを抜き、同国歴代最多得点記録を更新した。2010年5月には、4000万ユーロ(当時の換算レートで約45億円)もの移籍金でバレンシアCFからFCバルセロナへ移籍している。

最終更新日: 11年11月25日 18.43CET

関連情報

選手プロフィール

http://jp.uefa.com/uefaeuro/news/newsid=1652307.html#2008

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