
先日、日付に1が6つ並ぶ「(20)11年11月11日」を迎えた際には、世界中の数字マニアがそれぞれの解釈を披露した。そして正にこの日、イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンがウロツワフで行われたポーランドとの親善試合(2-0でイタリアが勝利)に出場し、代表通算111キャップ目を獲得した。しかしブッフォン本人にとっては、次の試合の方がより特別なものになりそうだ。
15日にローマで行われるウルグアイ戦に出場すれば、ブッフォンはディノ・ゾフ氏に並び、イタリア代表としての出場試合数が歴代3位タイとなる。この事実に胸を張る33歳のGKは、「彼に追いつけるかもしれないと思い始めたのは、ほんの2、3年前の話だよ」と語った。「でも代表デビューを果たした1997年には、そんなことは夢でしかなかった。歴史的な名選手の記録に並ぶまで、多くの時間が流れたね。ゾフは真に伝説的な存在で、この記録に達することをとても誇りに思う
」
2006年FIFAワールドカップではイタリアの優勝に貢献したブッフォンだが、1982年の同大会でゾフ氏が40歳にして優勝杯を掲げた時はまだ4歳だった。その14年前の1968年にも、ゾフ氏はアッズーリ(イタリア代表の愛称)のUEFA欧州選手権優勝に貢献しており、現在代表で正GKを務めるブッフォンも、来夏にポーランドとウクライナで開催されるUEFA EURO 2012で同じ栄誉を手にしたいところだ。11日のウロツワフでの試合でも、ブッフォンは試合終盤にヤクブ・ブワシュチコフスキのPKを阻み、健在ぶりを見せつけた。ユベントスのGKはPK阻止の場面をこう振り返った。「蹴る方向を当てられたのはラッキーだった。でもここ数カ月は絶好調だっただけに、そのご褒美だと受けとめたいね」
「代表戦では何度かPKを止めてきた」と続けるブッフォン。「2002年のワールドカップとEURO 2008で阻止しているよ。2006年のワールドカップでは止められなかったので(ただし、フランスとの決勝ではPK戦の末にイタリアが優勝)、来年の夏にはもっと重要なPKをセーブしたい」
ブッフォンが主役を務めた11日の一戦では、代表初得点を記録したマリオ・バロテッリもスポットライトを浴びている。主将としてアッズーリを牽引するブッフォンは、このマンチェスター・シティーFCのFWを「マリオはゴール以外のプレーも本当に素晴らしかった」と称えた。「チームのために献身的にプレーした彼を称賛したい。自己犠牲をいとわない姿勢こそ、自分の才能を生かせるか、あるいはそうでないかを隔てる最大の要素だと思う。このチームで認められ、役割を与えられるにはどうすればいいのか、彼には正確に分かっている」
心臓の手術を受けたアントニオ・カッサーノに加え、ひざを負傷したジュゼッペ・ロッシが長期離脱を余儀なくされたこともあり、バロテッリのパフォーマンスはチェーザレ・プランデッリ監督を喜ばせた。「バロテッリは最高のプレーを見せてくれた」とプランデッリ監督。「正に期待どおりの働きぶりで、イタリアにとっては極めて重要な選手だ。正しい姿勢でプレーした彼とチーム全員を称賛したい。ポーランドという強敵を相手に、失点しなかったことが特にうれしい」
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