EURO名場面10選:イブラヒモビッチのボレー

開幕まで1日:ズラタン・イブラヒモビッチがフランス戦で規格外のボレーシュートを決め、スウェーデンはUEFA EURO 2012に確かな軌跡を残した。「素晴らしい気分だった」と本人は振り返っている。

Zlatan Ibrahimović (Sweden)

試合:スウェーデン 2-0 フランス、2012年大会グループステージ
日時:2012年6月19日
場所:キエフ、NSKオリンピスキー
主役:ズラタン・イブラヒモビッチ

輝いた瞬間
10年以上スウェーデン・サッカー界の顔として君臨するイブラヒモビッチは、チームと駆けつけた忠実なファンに、エキサイティングで栄光に包まれたEURO 2012をもたらした。右サイドからのクロスが、フランスのペナルティーエリア内でこのストライカーに届く。イブラヒモビッチはクロスに合わせて飛び、体をひねると、完璧なタイミングでボレーシュートをウーゴ・ロリスが守るゴール隅に突き刺した。スキルの融合、運動能力とパワー。このゴールはまさにズラタネスク(ズラタン風)だった。 

意義
最初の2試合で共催国のウクライナ、そしてイングランドに敗れていたスウェーデンは、これが本大会で最後の舞台と知りながら、この試合に臨んだ。しかしイブラヒモビッチのゴールと後半ロスタイムにセバスティアン・ラーションが決めたゴールで、エリック・ハムレン監督率いるチームは顔を上げて大会を去ることができた。一方、敗れたフランスはグループD首位通過を逃すしている。当時のローラン・ブラン監督は次のようにコメントした。「スウェーデンは全力を注いできた。彼らはフィジカル面で我々より良い準備ができていて、違いを出せる選手(イブラヒモビッチ)がいた」

イブラヒモビッチ本人の証言
「セブ(ラーション)から最高のクロスが来たから、シュートに持っていこうとした。うまく言えないが、素晴らしい気分だったよ。いつも得点を狙っているけど、ゴールは特別なボーナスのようにいいものだね」

Watch all of Zlatan Ibrahimović’s EURO goals
イブラヒモビッチのEURO全ゴールをプレーバック

当時のフランス代表監督エリック・ハムレン
「我々の自尊心を守る最高のゴールだった。うちの最高のファンも皆、前向きな気分で終わることができただろう」

メディアの報道
「夢のゴール。まさに夢のゴールだ。ひたすら夢のゴールだったね。ズラタン・イブラヒモビッチが再びやってくれた」
ラッセ・グランクビスト、スウェーデンのラジオコメンテーター