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イニエスタがEURO 2012のスペインを回想

掲載: 2012年7月2日(月), 1.39CET
アンドレス・イニエスタが、ポーランドとウクライナで共催された大会でスペインが達成した歴史的な優勝を回想。不協和音があったチームがいかにして団結し、「魔法のような感覚」の勝利を共にしたかを語ってくれた。
イニエスタがEURO 2012のスペインを回想
ドレッシングルームでアンリ・ドロネー杯にキスするアンドレス・イニエスタ ©Getty Images
掲載: 2012年7月2日(月), 1.39CET

イニエスタがEURO 2012のスペインを回想

アンドレス・イニエスタが、ポーランドとウクライナで共催された大会でスペインが達成した歴史的な優勝を回想。不協和音があったチームがいかにして団結し、「魔法のような感覚」の勝利を共にしたかを語ってくれた。

2008年まで44年間も主要タイトルから見放されていたスペインは、UEFA EURO 2012で史上初の主要大会3連覇を達成。 多くの試合をストライカー抜きで戦い、ハイテンポなパスサッカーを機能させ続けた。この大会でもチームの中軸となったのはシャビ・エルナンデスとアンドレス・イニエスタ。卓越した攻撃力を発揮した後者は大会最優秀選手に選出されている。そのイニエスタが勝利への飽くなき思いを語ってくれた。

バルセロナ勢とレアル・マドリー勢の団結
最初からチームの雰囲気が最高だったとは言えない。でも、監督とチームのリーダーが一肌脱いでくれた。緊張を解いた彼らの役割はとても重要だったよ。選手たちは皆、同じ目標を達成するために集まったことに気づいたんだ。僕らはチームメートであり、代表チームの事情でスペインにダメージを与えることはできないということにね。

沈黙と批判
一部の人々から僕らのプレースタイルに関する批判があった。でも選手たちはうまくやっていると常に確信していたよ。すべてのチームに苦しい時期があるし、スペインも例外ではない。どの試合も3-0で勝ちたいけど、僕らだって時折苦戦する。厳しい時期を耐え、乗り越えてトロフィーを勝ち取ったんだ。僕らには独特の思考とやり方がある。プレースタイルが効率的であれば、美しいか醜いかは、僕たち選手が話すことじゃないからね。

EURO 2012で優勝したスペインのハイライト

最高のエンディング
イタリアとの決勝で大会を最高の形で締めくくった。本大会で一番いい試合だったね。ボールをうまく回して、効率的で積極的な攻撃ができた。しかも大会で絶好調だったイタリアを相手に、それができたんだ。最高の後味を残すには、あの決勝みたいな試合が必要だったのかもしれない。ただし、ときには簡単そうに見えても、イタリアが相手だとちっとも楽ではなかったよ。

個人としての達成感
僕はいわゆる「究極の選手」を目標としたことがない。サッカーをプレーするのは楽しいからさ。この競技が好きなだけで、個人のタイトルを勝ち取るためにプレーはしない。 最終的に人々が僕の仕事を評価してくれたら素晴らしいね。開幕当初と比べると、大会の終わりには選手として成長した実感があった。自分をもっと信じられるようになったんだ。人生最高の気分で大会を去ったよ。魔法のような感覚だった。

共に歴史をつくること
これはスペイン・サッカー界にとっての黄金期だし、僕たちは自分たちが成し遂げたことを誇るべきだ。 僕らは長年、強豪国に割って入るために苦しんできた。チームの多大な努力でやっとそれを達成したのさ。自分たちが何を望んでいるか明確だったし、それをつかむ正しい道を見つけることができたんだ。

最終更新日: 16年5月26日 16.30CET

関連情報

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http://jp.uefa.com/uefaeuro/news/newsid=2368161.html#euro+2012