チェコはウロツワフでのギリシャ戦で、過去3回の対戦でかなわなかった得点をなんとしても奪いたいと願っている。
対戦成績
両チームは、2002年4月17日にヨアニナ、2004年8月18日にプラハで行われた親善試合をいずれもスコアレスドローに終えている。その間、UEFA EURO 2004準決勝でも顔を合わせたが、ポルトでのこの試合も90分を終えて0-0の引き分けだった。
しかし延長戦前半のロスタイム、ギリシャはトライアノス・デラスのヘディングが決まり、決勝への切符を手にした。
1980年のUEFA欧州選手権では、チェコスロバキアとギリシャがローマで対戦。アントニン・パネンカ(5分)、ラディスラフ・ビーゼク(25分)、そしてズデニェク・ネホダのゴールでチェコが3-1と勝利。ギリシャは13分のニコス・アナストプロスの1点にとどまった。
この試合を含め、チェコスロバキア時代はギリシャに5戦5勝。この間、ギリシャは得点わずかに2、失点は11となっている。
名勝負
2004年8月18日:チェコ 0-0 ギリシャ - 親善試合、プラハ、エフジェナ・ロシツケーホ
チェコ:チェフ、グリゲラ、ボルフ、ロゼフナル、ヤンクロフスキ(マレシュ 52分)、ポボルスキー(シオンコ 43分)、ロシツキー、ガラセク(バホウシェク 46分)、ティツェ(ヒュブシュマン 73分)、コラー(ロクベンツ 46分)、ハインツ(バロシュ 46分)
ギリシャ:ニコポリディス、セイタリディス、カツラニス、カプシス(ダビザス 46分)、フィサス、ザゴラキス(ヨルギアディス 46分)、バシナス(ツァルタス 37分)、カラグーニス(カフェス 46分)、ヤナコプロス、ブリザス(ベネティディス 78分)、ハリステアス
両者の直近の対戦は、ギリシャがポルトガルでのUEFA EURO 2004準決勝でチェコに勝ってわずか6週間後、ギリシャにとっては欧州王者として初の試合だった。
2004年7月1日:ギリシャ 1-0 チェコ(デラス 106分) - UEFA EURO 2004準決勝、ポルト、エスタディオ・ド・ドラゴン
ギリシャ:ニコポリディス、セイタリディス、デラス、カプシス、フィサス、ザゴラキス、バシナス(ヤナコプロス 72分)、カツラニス、ブリザス(ツァルタス 91分)、カラグーニス、ハリステアス
チェコ:チェフ、グリゲラ、ウイファルシ、ボルフ、ヤンクロフスキ、ガラセク、ポボルスキー、ロシツキー、ネドベド(シュミチェル 40分)、バロシュ、コラー
公式戦唯一の対戦は、デラスの代表戦53試合における初得点でギリシャが勝利。シルバーゴール方式での最後のゴールとなった。
ここまでの成績
ギリシャはUEFA EURO 2004で、UEFA欧州選手権の本大会に1980年以来となる出場を果たし、それ以降は全大会に出場している。
チェコは分離独立以降、すべてのEUROに出場。EURO '96では決勝、UEFA EURO 2004では準決勝まで勝ち進んだ。
両チームのつながり
ギリシャ代表の中でチェコのクラブでプレーしたことのある選手はいないが、パナシナイコスFC所属の右SBルーカス・ビントラは、チェコ人の父親とギリシャ人の母親をもつ。チェコのメスト・アルブレフティツェで生まれた。
ギリシャのファニス・ゲカスは、2010年1月から6月までヘルタBSCベルリンでチェコのヤロスラフ・ドロブニーと、2008-09シーズンはバイヤー04レバークーゼンでミハル・カドレツと一緒にプレーしていた。
チェコのヤン・モラベクは2010-11シーズン、1FCカイザースラウテルンでギリシャのタノス・ペツォスとチームメートだったが、2011年夏にキリアコス・パパドプロスのいるFCシャルケ04に加入した。
ギリシャのバシリス・トロシディスとチェコのダビド・ラファタは、2005-06シーズンにサンシFCで共にプレーしていた。
GKドロブニーは2001年から2005年までパニオニオスGSSに所属し、アレクサンドロス・ツィオリス(2002-05)、グリゴリス・マコス(2003-05)、ヤニス・マニアティス(2003-05)、そしてニコス・スピロプロス(2004-05)と一緒にプレーした。
2011年9月28日にロンドンで行われたUEFAチャンピオンズリーグのアーセナルFC対オリンピアコスFC戦では、チェコのトマーシュ・ロシツキー、ギリシャのトロシディスが、それぞれチームの主将を務めた。試合はアーセナルが2-1と競り勝っている。
2011年2月17日に行われたPFC CSKAモスクワ対PAOK FCのUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦の第1戦では、チェコのトマーシュ・ネチドがギリシャのコスタス・ハルキアスを破ってゴールを決め、CSKAを1-0の勝利へと導いた。PAOKではディミトリス・サルピンギディスとステファノス・アタナシアディス(途中出場)も試合に出ていた。
2009年7月28日にプラハで行われたUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦の第1戦では、ACスパルタ・プラハがパナシナイコスFCに3-1と勝利。チェコのカミル・バツェクがスパルタの2点目を奪い、サルピンギディスがパナシナイコスのゴールを決めた。スパルタにはロマン・ヒュブニーク、パナシナイコスにはビントラ、ギョルゴス・カラグーニス、スピロプロス、そして途中出場でコスタス・カツラニスも出ていた。
1週間後の第2戦では、カラグーニスが主将を務めたパナシナイコスがアテネでスパルタに3-0と快勝。サルピンギディスとカツラニスがゴールを記録し、ビントラとスピロプロスもスタメンに入った。スパルタでは、バツェクとヒュブニークが先発、バーツラフ・カドレツが後半からピッチに立った。
2002年2月19日のUEFAチャンピオンズリーグ2次グループリーグ、パナシナイコスはカラグーニスの先制点などで、スパルタに敵地で2-0と勝利。ホームのスパルタのゴールを守っていたのはペトル・チェフで、86分にはトマーシュ・ヒュブシュマンが退場処分を受けた。パナシナイコスではニコス・リベロプロスがスタメンに入り、ギリシャ代表の現アシスタントコーチであるレオニダス・ボコロスが途中出場している。
2010年11月4日のUEFAヨーロッパリーグ、RSCアンデルレヒトがAEKアテネFCのホームで1-1と引き分けた試合で、アンデルレヒトのゴールを決めたのはチェコのヤン・ポラーク。AEKはパンテリス・カフェスが主将を務め、マコスが途中出場でピッチに立った。
チェコがギリシャに2試合合計5-0と勝利した2011年のUEFA U-21欧州選手権プレーオフでは、トマーシュ・ペクハルトが第1戦、第2戦とも得点を記録。ギリシャはパパドプロスが第1戦にスタメン、アタナシアディスが第2戦に途中出場を果たしている。
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