
5月にフラムFCをUEFAヨーロッパリーグで準優勝に導いたロイ・ホジソン監督が、リバプールFCの新たな指揮官に任命された。契約期間は3年。
指導者歴35年のホジソン監督は、今回が16度目の指揮官就任となる。新天地のリバプールは昨季のプレミアリーグを7位で終え、先月にラファエル・ベニテス前監督を解任。その後任として迎え入れられた62歳の新監督は、名門復活を目指すリバプールでの職務に意欲を示した。
ホジソン監督は「これはクラブサッカー界最大の仕事になる。英国で最も成功を収めた名門チームの監督を任されて光栄だ」とリバプールの公式サイトで語った。「選手たちやサポーターと顔を合わせ、メルウッド(練習場)でトレーニングを始める日を楽しみにしている」
ハルムスタードBKやマルメFF、FCインテル・ミラノ、ブラックバーン・ローバーズFCなどのクラブをはじめ、スイス代表とフィンランド代表も指導しているホジソン監督は、欧州各国で名声を博していたものの、フラムを率いた2年半を経て祖国イングランドでも高評価を勝ち取った。
フラムでは就任1年目に降格を回避。2年目の2008-09シーズンにはプレミアリーグでチームをクラブ史上最高の7位に導き、UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得。そのUELでは、UEFAカップ王者のFCシャフタール・ドネツクやユベントス、VfLボルフスブルクなどをことごとく撃破。最終的には決勝まで勝ち上がったが、ハンブルクでの決勝で延長の末にクラブ・アトレティコ・マドリーに1-2で敗れた。
昨季のイングランド年間最優秀監督は、2010-11シーズンもレッズ(リバプールの愛称)を率いてUEL制覇を目指すことになる。リバプールはイングランドで最も成功を収めたクラブとして知られ、リーグ優勝18回はマンチェスター・ユナイテッドFCと並んで歴代最多。黄金期の1970年代から80年代にかけて、計5回を数える欧州チャンピオンズカップ優勝のうち4回を記録した。ただし国内リーグでは、1990年を最後にタイトルから遠ざかっている。
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