
昨季の王者FCポルトとのUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦では、敵地で2-1と競り勝ったマンチェスター・シティーFC。地元で行われる22日の第2戦でも全く油断はできない状況だが、このリードのおかげでポルトを自陣から誘い出せるとサミル・ナスリは考えている。
エスタジオ・ド・ドラゴンで行われた先週の第1戦では、ホームのポルトがシルベストレ・バレラのゴールで先制。しかし、アルバロ・ペレイラのオウンゴールで追いついたシティーは、終盤にセルヒオ・アグエロが決勝点を挙げて見事な逆転勝利を収めた。この試合に先発したナスリは、「ハーフタイムの時点でリードを許していたけど、前半はポルトの攻撃にうまく対応できていた」とUEFA.comに語った。「前半にも同点とするチャンスが何度かあったし、相手に2点目を許さなかった。もし追加点を奪われていれば、大きなダメージを受けていたかもしれない」
「後半にはもっとボールをキープしようと言い合った。今のポルトは守りが堅くない反面、ボールをキープする能力に優れていて、両SBを絡めた攻撃が大きな武器だからね。つまり、こちらがボールをキープすれば相手を誘い出せるので、背後のスペースを突けるようになる。1点目のゴールは、正にそんな形から生まれたんだ。あのゴールを境にポルトが崩れ始めたので、後半の僕らは前半よりも試合をコントロールできるようになった」
昨夏にアーセナルFCから移籍して以来、ナスリはマンチェスター・シティーでなかなか本領を発揮できていなかった。しかし、ロベルト・マンチーニ監督の下で徐々に存在感を高めている24歳のフランス代表MFは、本拠地シティー・オブ・マンチェスター・スタジアムではポルトの戦術を無力化したいと目論んでいる。「彼らはカウンターがうまいチームだけど、ここマンチェスターでは思うようにプレーできないはずさ。リードを奪っているのは僕らだからね」とナスリは続けた。
「彼らは前に出てくるしかないんだ。相手は後方から攻撃を組み立ててくるので、僕らとしては高い位置からプレスをかける必要があると思う。前線からプレスをかけることで、相手ゴールにより近い位置でボールを奪える上、より危険な攻撃を繰り出すことができるだろう」
「個々の選手について言うと、ポルトには素晴らしいMFで司令塔の(ジョアン・)モウチーニョがいる。フッキも極めて危険なストライカーだね。個人的にはウイングのハメス・ロドリゲスに注目している。鋭いドリブルと精度の高いクロスをもっているからね。あとはポルトと(オリンピック・)マルセイユで豊富な経験を積んでいるルチョ(・ゴンサレス)だ。彼はポルトに復帰したことで、再び輝きを放つようになっている」
©UEFA.com 1998-2011. All rights reserved.
http://jp.uefa.com/uefaeuropaleague/season=2012/matches/round=2000273/match=2007436/prematch/focus/index.html#1