
16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦では、SSラツィオを相手に敵地で3-1の逆転勝利を収めたクラブ・アトレティコ・マドリー。しかし、ラツィオを「極めて危険なチーム」と警戒するファルカオは、2点リードで迎える第2戦でも油断はできないと主張した。
先週の第1戦、先制されながらも3点を奪い返した上、あらゆる局面でラツィオを圧倒したアトレティコの選手たちだけに、ベスト16進出はほぼ決まったと考えていても不思議ではないだろう。さらにロヒブランコス(アトレティコの愛称)には、今大会で4連勝中、しかも本拠地ビセンテ・カルデロンでは5戦5勝という心強いデータがある。
しかし、昨季のUELで大会記録の17ゴールを挙げ、FCポルトを栄冠に導いたファルカオは、この大会を制することの難しさを熟知している。第2戦を前に少しも気を緩めていない26歳のコロンビア代表FWは、「まだ90分が終わっただけで、決着はついていない」とUEFA.comに語った。「ラツィオは極めて危険なチームだ。勝ち抜けが決まったという考えで試合に臨んではならない。地元マドリードでの試合とはいえ、第1戦と同じ気合いでプレーする必要がある」
2010年のUEL王者がホームでも同じテンポでプレーした場合、ラツィオは相当に奮起しなければ太刀打ちできないだろう。昨季UEL得点王のファルカオが、持ち前の決定力の高さを存分に発揮していることもその理由の一つだ。昨夏に4000万ユーロ(当時の換算レートで約44億円)を超す移籍金でアトレティコへ加入して以来、ファルカオはスペイン・リーガの20試合で14得点を記録。UELではこれまで出場した21試合で22ゴールをマークしている。
「ファルカオはうちにとって非常に重要な選手だ。彼のようなストライカーを擁するチームは、その実力を最大限に引き出す方法を見つけなければならない」。敵地スタディオ・オリンピコでの逆転劇に貢献したアトレティコのプレーメーカー、ジエゴはこのように語った。「今はそのために試行錯誤を繰り返しているところさ。チームが成長することで、彼自身もレベルアップできる。いずれにせよ、ラツィオとの勝負はまだどちらに転んでもおかしくない。第2戦も第1戦と同じく難しいゲームになるだろう。ラツィオはいいチームだし警戒している。僕らは厳しい試練を覚悟しているよ」
対するラツィオのマツザレムは、23日の第2戦でビハインドを覆せると主張する選手の一人だ。「まだ逆転できるチャンスは残っている。チームを奮い立たせられる2、3選手が戦列に復帰してくるからね」と31歳のMFは語った。「ただし、第1戦では相手に力の差を見せつけられたので、難しい試合になるのは間違いない」
さらにマツザレムは続けた。「確かにアトレティコは素晴らしいチームだが、僕らが必要な結果を残せないとは思わない。ラツィオにもクオリティーの高い選手が揃っているからね。まだ敗退が決まった訳ではないんだ」
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